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近鉄、「デジタルきっぷ」がPayPay対応

近畿日本鉄道(近鉄)とPayPayは、近鉄が提供するQRコードを活用したデジタルきっぷサービスにおいて、キャッシュレス決済サービス「PayPay」を利用可能にした。

同サービスは、販売サイト「きんてつチケットEモール」にて24時間いつでもどこでもデジタルきっぷを購入可能。スマートフォン上に表示されるQRコードを駅の自動改札機にかざすことで、購入から利用までスマートフォンを使ってスムーズに旅行ができる。今回新たに、従来のクレジットカード決済に加えてPayPayでの決済が可能になった。

PayPayでの購入方法

QRコードを活用した4種類のデジタルきっぷは以下の4種。

  • 「伊勢神宮参拝デジタルきっぷ」(大人3,800円、こども1,900円)
  • 「志摩スペイン村満喫デジタルきっぷ」(大人7,100円、中高生・シニア6,600円、こども4,000円)
  • 「伊勢志摩レンタカークーポン付きデジタルきっぷ」(大人3,800円、こども2,400円)
  • 「デジタルまわりゃんせ」(大人7,800円、こども4,500円)

すべて特急利用の際は別途特急券が必要。また、「志摩スペイン村満喫デジタルきっぷ」は1月10日から2月10日の間、「志摩スペイン村パルケエスパーニャ」休園のため1月7日から2月10日が乗車開始となるデジタルきっぷの販売を停止する。利用期間は、「デジタルまわりゃんせ」が2月11日から12月29日。それ以外は通年利用可能。

QRコードリーダーを設置するのは、近鉄名古屋駅、伊勢市駅、宇治山田駅、五十鈴川駅、鳥羽駅、鵜方駅、賢島駅の計7駅。このほか、松阪駅の有人改札口にQRコード読取機能を備えた専用端末を設置し、QRコードでの乗降を可能とする。対象駅は順次拡大予定。