ニュース

東武鉄道、PASMO定期券での時差通勤でマイルが貯まる

東武鉄道は、5月9日から'23年3月31日までの平日に、東武線のPASMO通勤定期券でピーク時間帯を避けて乗車するとマイルがたまる「オフピークマイル」サービスの社会実験を実施する。

トブポマイルは'21年10月より開始された、東武線の乗車でマイルが貯まるサービス。運賃の3%が貯まる「おでかけマイル」と、同一月内に同一運賃区間を8回以上乗車すると回数に応じて最大15%が貯まる「リピートマイル」のサービスを提供している。トブポマイルは、1マイル=1円としてPASMOにチャージできるほか、東武グループのサービス・施設で利用可能な「TOBU POINT」に交換できる。

今回開始されるオフピークマイルは、時差出勤などの通勤スタイル多様化への対応、およびピーク時間帯の分散による混雑の平準化を目的に実施。TOBU POINTに登録したPASMO通勤定期券で、朝の通勤ピーク前後の時間帯に定期区間内の対象乗車駅の自動改札機で入場し、対象降車駅の自動改札機で出場した人に、1乗車につき20マイルが付与される。

トブポマイルの付与は乗車日の7日後、有効期限は最後にトブポマイルを獲得・利用した日から2年間。

対象時間帯は駅により異なり、例えば東武東上線の川越市駅の場合、ピーク前の6時から7時およびピーク後の8時30分から9時30分の間の乗車が対象となる。降車駅に関しては、東武スカイツリーラインの場合は南栗橋方面からの乗車で北千住以降の他社線での降車でも対象となる。