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JR東のオフピーク通勤ポイント延長。駅ナカサブスクも正式スタート

オフピーク通勤とサブスクを組み合わせたイメージ

JR東日本は、オフピーク通勤でポイントを付与するサービスの好評を受け、期間を延長するとともに、4月に内容をリニューアルする。またエキナカなどでのサブスクも試験提供から対象を拡大、4月からSuicaの全ユーザーを対象に本格展開を開始する。

オフピークポイントサービス

2021年3月にスタートしたオフピークポイントサービスは、提供期間を1年間延長し、4月1日~2023年3月31日の期間も提供される。対象になるSuicaの通勤定期券をJRE POINTに登録・連携することで利用できる。対象の駅ごとに決まっているピーク時間帯の前後1時間がオフピークとなり、この時間に利用するとポイントが貯まる仕組み。

還元ポイントもリニューアルされ、月に5回以上のオフピーク通勤をすると、還元されるポイントが大きくなる。具体的には、オフピーク通勤の回数が1カ月あたり1~4回の場合は、1回につき5ポイントが還元される。5~20回の場合は、1回につき25ポイントが還元されるようになる。ポイント還元は月に20回目まで。

初めて利用するユーザー向けのキャンペーンも実施する。対象期間は4月1日~28日。期間中の平日、はじめてオフピーク通勤を利用すると、抽選で5,500名に特典をプレゼントする。500名に「Suica グリーン賞」としてモバイル Suicaでグリーン車を1回利用できる「Suica グリーン券」が、5,000名に「JRE パスポート賞」としてベックスコーヒーショップのブレンドコーヒーSサイズを1日3杯まで、2週間無料で利用できるサブスク体験プランがプレゼントされる。

エキナカサブスク「JRE パスポート」本格スタート

エキナカや駅ビルでSuicaのユーザー向けにサブスクリプションサービス(サブスク)を提供する「JRE パスポート」は、4月1日から対象店舗数が127店舗に拡大、Suicaを利用する全ユーザーを対象に、本格展開をスタートする。サブスクの料金は専用Webサイトにてクレジットカードで決済する。サービスでは今後、モバイルオーダーの機能を実装、店舗への注文や受け取りを利用しやすくする。

サブスクのプランは有効期間が1カ月で、料金は300円~11,000円まで、21種類がラインナップされる。複数のプランの利用も可能。

例えばエキナカのコンビニのコーヒーが無料になる「カウンターコーヒープラン」は初回が1,200円、ベックスコーヒーショップ全70店舗で来店ごとにコーヒーが無料(1日3回まで)になる「ベックスコーヒープラン」は3,500円(初回は2,500円)、TOKYO豚骨BASEの全10店舗で来店ごとにラーメン1杯(730円)が無料(1日1回まで)になる「TOKYO豚骨BASEのラーメンライフプラン」(数量限定)は7,300円など。

ほかにもカフェ、花屋、フィットネスジムのジェクサー、シェアオフィスのSTATION BOOTHなどもサブスク用のプランを提供する。