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freeeのアプリが開業届に対応、スマホで完結

freeeは、スマートフォンで電子申告ができるアプリ「電子申告・申請アプリ」が、新たに開業届の申請にも対応したと発表した。

「電子申告・申請アプリ」では、外付けのカードリーダーが不要で、マイナンバーカードをスマホにかざすだけで読み取りが可能。「開業freee」で作成した書類と連携し、印刷や押印、郵送不要で、スマホだけで開業届の書類作成から申請までを完結できる。

開業届は個人事業を開始したことを税務署に報告する書類で、青色申告で確定申告する場合に必要。そのほかにも個人事業で銀行口座を開設する際などに、控えの提示が求められる場合がある。

2020年分の確定申告からは電子申告で青色申告の手続きを行なうと65万円の特別控除が受けられ、紙と比較して10万円の追加控除を受けることが可能になっている。コロナ禍もあり電子申告は拡大、freeeのサービスを使って電子申告をしたユーザーは前年同期比で3.6倍と大幅に伸びたとしている。