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freee、スマホで法人税の電子申告可能に。マイナカードリーダー不要

freeeは、税務電子申告をスマホアプリでできるサービス「電子申告・申請アプリ」において、法人税申告の対応を開始した。PCを使った電子申告と異なり、マイナンバーカードを読み込むためのカードリーダーが不要となる。Android版より対応し、iOSは近日対応予定。

freeeは1月に「電子申告・申請アプリ」をリリースし、個人事業主向けの確定申告に対応しており、今回法人税の電子申告にも対応した。

提供の背景としてfreee申告ユーザーへのアンケート調査で判明した、法人税申告の申告書を郵送(紙)で行なっている法人が60%以上あるという実態を挙げる。また電子申告には、国税e-Taxおよび地方税eLTAXでは代表者のマイナンバーカードの登録(紐付け)が必要となるが、e-Tax、eLTAXで登録を行なっていないという回答がそれぞれ70%以上、80%以上となっている。

Q:法人税の申告書は電子申告と郵送(紙)どちらで提出しましたか
Q:国税e-Taxで代表者のマイナンバーカードの登録(紐付け)は完了していますか
Q:地方税eL-Taxで代表者のマイナンバーカードの登録(紐付け)は完了していますか

これらの調査結果から、マイナンバーカードを読み込むためにカードリーダーを入手し、PCと接続する手間がハードルの1つになっているとし、これらを不要とすることで法人税における電子申告率の向上が期待できるとしている。なお電子申告・申請アプリの提供を開始した2021年の、freeeを活用した個人事業主の確定申告における電子申告数は、前年同期比で3.6倍に伸びたという。

スマホアプリで電子申告を行なう手順は、PCを使ってfreee申告で法人税申告書類を作成し、電子申告のための準備(番号取得等)を行なう。その後、freee申告でQRコードを表示させ、それをスマホで読み込むと、電子申告・申請アプリが立ち上がり、申告書類のダウンロードが行なわれる。利用者識別番号に紐づく暗証番号等を入力し、マイナンバーカードをスマホにかざしてマイナンバーカードのパスワードを入力することで送信され、電子申告が完了する。

なお、税理士が代理申告する場合は、スマートフォンによる電子申告ができない。また、スマートフォンに対応している電子証明書はマイナンバーカードのみ。