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ヤフー、1.1億件の広告を非承認に。コンプレックス系が増加

ヤフー(Yahoo! JAPAN)は、2020年度上半期(4月1日~9月30日)において、約1億1千万件の広告素材を、ヤフーの基準に抵触する素材として非承認にした。画像や動画の広告素材において、体型や毛髪など人のコンプレックス部分を強調する「ユーザーに不快感を与えるような表現」の非承認が目立ったという。

また、「最上級表示、No.1表示」や「薬用化粧品(医薬部外品)、化粧品」の基準に抵触する広告素材数も多く見られたとしている。なお、非表示化した広告は、同社広告掲載基準や広告入稿規定、広告販売ルールに抵触した広告のタイトルや説明文、画像、リンク先のウェブサイト、キーワードなどの各非承認数を合計した件数。広告単体の件数ではない。

被害が増加傾向となっている「定期購入(継続購入)を条件とした通信販売」についての対応も強化。定期購入の条件が分かりにくい広告に対する審査の強化により、2019年度下半期と比較して約4倍(157,502件→628,384件)の定期購入に関する広告を非承認とした。

詳細はヤフーが15日に発表した「広告サービス品質に関する透明性レポートで紹介している。