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新型コロナ対策「大阪モデル」、劇場や一部パチンコ休業解除。酒類は21時まで

大阪府は5月16日から、1,000m2以下のパチンコ店等遊興施設の休止要請を解除する。そのほか、劇場、映画館、大学、学習塾、図書館等も解除対象。また、飲食店に対して要請している営業時間や酒類提供時間を延長する。

独自の基準に基づく新型コロナウイルス対応「大阪モデル」を踏まえての対応。劇場、集会・展示施設、大学や学習塾、博物館、ホテルや旅館、商業施設、1,000m2以下の遊興施設および運動施設、遊技施設の休止要請を解除する。


    5月16日から休止要請を解除する施設(施設区分:施設内訳)
  • 劇場等:劇場、観覧場、映画館、演芸場等
  • 集会・展示施設:貸会議室
  • 大学・学習塾等:大学、専修学校、各種学校などの教育施設、自動車教習所、学習塾等
  • 博物館等:博物館、美術館、図書館等
  • ホテル又は旅館:ホテル又は旅館(集会の用に供する部分に限る)
  • 商業施設:生活必需物資の小売関係等以外の店舗、生活必需サービス以外のサービス業を営む店舗
  • 遊興施設:個室ビデオ店、ネットカフェ、漫画喫茶、射的場等
  • 運動施設、遊技施設:マージャン店、パチンコ店、ゲームセンター、屋外水泳場等
    ※遊興施設および運動施設、遊技施設は、クラスター発生施設等を除く床面積の合計が1,000m2以下の施設

府が定める標準的対策を遵守することが条件。国のホームページに業種別ガイドラインが掲載された場合には、当該ガイドラインによるものとしている。ガイドライン等を遵守しない施設や、今後クラスターが発生した施設に対しては、施設の使用制限等の要請を検討する。

また、不特定多数の人が利用する施設には「大阪コロナ追跡システム」の導入を要請。大阪コロナ追跡システムは、店に府が導入する5月下旬構築予定のシステムで、QRコードを掲示するとともに、店は顧客に対しQRコードへの入力要請を行なう。なお府民に対しても、大阪コロナ追跡システムへの登録・利用を要請している。

床面積の合計が1,000m2を超える遊興施設、運動施設、遊技施設は解除対象外。また遊興施設のうち、キャバレー、ナイトクラブ等の接待を伴う飲食店、バー、パブ、ダンスホール、カラオケボックス、ライブハウス、性風俗店、および運動施設、遊技施設のうち、体育館、屋内水泳場、ボウリング場、スケート場、スポーツジム、スポーツクラブなどの屋内運動施設は引き続き休止を要請する。

飲食店に対しては、これまで営業時間を午前5時から午後8時の間、酒類の提供は午後7時までとすることを要請していたが、5月16日より、営業時間は午前5時から午後10時、酒類の提供は午後9時までへと延長する。