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DNP、紙のラミネートチューブを開発

大日本印刷(DNP)は、紙を使用したラミネートチューブ「DNPラミネートチューブ 紙仕様」を開発した。

チューブの胴体部分に紙を使用することにより、チューブ径40mmφオーバル、胴体部分高さ120mm製品の場合、キャップを除き、プラスチック使用量を15%削減できるという。紙の使用とあわせて、バイオマスポリエチレンを使用することで、全体のうち約75%を植物由来材料で代替できるとしている。

利用メリットとしては、紙の風合いによる外観の差別化や、紙がもつ保形性により最後まで内容物を絞り出しやすいという使用性を挙げる。

DNPでは、環境配慮パッケージシリーズ「GREEN PACKAGING」を展開しており、DNPラミネートチューブ 紙仕様も同シリーズに含まれる。今後も、紙比率を向上させた環境配慮製品の開発を進めるとしている。