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フィルム並のバリア性を備える紙パッケージ「DNPスーパーハイバリア紙包材」

大日本印刷は、フィルムパッケージと同等レベルのバリア性がある紙製パッケージ「DNPスーパーハイバリア紙包材」を開発した。バリア性を有しながら紙を使用することでプラスチック使用量を削減する。

紙の重量比が50%を超えているため、容器包装サイクル法で「紙製容器包装」に分類され「紙マーク」を付与することが可能。独自のコンバーティング技術により、紙でありながらフィルムパッケージと同レベルのバリア性を実現。長期保存も可能。食品などの内容物を直接包装する一次包材としても使用できる。

CO2排出量に換算すると、スナック菓子などで使うピロー袋で約20%、チャック袋で約35%の削減が見込めるという。

紙は、適切に管理された認証林およびその他管理原材料から作られた森林認証紙も使用可能。水性インキや、バイオマスインキなど、環境に配慮したインキによる印刷もできる。

2月24日~26日に、東京ビッグサイトで開催される「TOKYO PACK 2021(2021東京国際包装展)」のDNPブースに展示されるほか、DNPのWebサイトに開設する「TOKYO PACK 2021 DNPオンライン展示会」でも紹介される。