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スマホとマイナンバーカードで確定申告が可能に

国税庁は、2020年1月31日から、スマホとマイナンバーカードで所得税の確定申告書の作成・送信が可能になることを発表した。

対象は、iPhone(iOS)、Android、Microsoft Edge。WindowsのInternet Explorer、MacのSafariは対応済み。iPadOSは対応しない。

マイナポータルの「もっとつながる」機能から確定申告書等作成コーナーに連携し、マイナンバーカード方式による申告書の作成・送信が可能になる。

スマホ専用画面 イメージ

なお、マイナンバー方式とは、e-Taxにログインする際に、マイナンバーカードを利用する方式。e-Taxの利用者識別番号と暗証番号の入力、および電子証明書の登録が不要であることが特徴。

一方、ID・パスワード方式では、税務署等で職員と対面による本人確認を行なった後に発行される、「ID・パスワード方式の届出完了通知」に記載されたe-Tax用のID・パスワードを利用して、「確定申告書等作成コーナー」からe-Taxを行なう。

また、2020年1月6日から、iPhoneでマイナンバーカードを読み取ってe-Taxの機能の利用が可能になる。利用可能機種(予定)はiPhone 7以降、対応OSはiOS 13.1、ブラウザはiOS Safari。利用可能となるサービスはメッセージボックスの閲覧。

マイナポータルのもっとつながる機能からe-Taxソフト(SP版)に連携し、メッセージボックスの閲覧が可能になるほか、e-Taxソフト(SP版)で利用できるその他の機能についても利用可能になる予定としている。