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OpenAI、次世代モデル「GPT‑6 Astra」公開 "世界最高の知能"
2026年9月4日 10:33
OpenAIは3日(米国時間)、世界で最も知能が高く、アラインメント(人間の意図や価値観との整合性)が最も最適化された大規模言語モデル(LLM)「GPT‑6 Astra」を発表した。「長年の研究の集大成」とする次世代モデルで、AstraはFrontierMath Tier 4で98%のスコアを記録したほか、数学分野における長年の未解決問題の解決に貢献。ARC-AGI-3では99.9%、ExploitBenchでは100%のスコアを記録したほか、コンピュータやブラウザの活用などの能力も向上。専門業務を、高速かつ高精度、高い判断力で処理できるとしている。
3日から、一部の組織向けに提供を開始するが、順次ChatGPT Plus, Pro, Business、Enterpriseなどの有料プランに拡大するほか、OpenAI APIやAWSを通じて利用可能とする。
Astraは高いベンチマーク結果を見せており、科学研究のワークフローを評価する「Terminal-Bench Science 0.1」では、64.6%という新記録を達成した。Claude Fable 5.1の52.6%を上回るだけでなく、推定APIコストは約31%低いという。また、低コスト設定においも61.1%のスコアを記録し、GPT-5.6 Solの22.4%を上回るとともに、推定APIコストは約27%低くなる。
Astraでは、ユーザーの意図やモデルの挙動に対する理解を大幅に向上、Astraの判断を信頼してタスクを委任することができるようになる。この検証方法の一つとして、(OpenAIによる不正アクセス事件である)Hugging Faceのインシデントを参考とし、困難または不可能なタスクに直面したモデルが意図された範囲を超えることがあるかを評価する新しい評価手法を構築。GPT-5.6 Solでは、本番環境向けの安全対策が施されていない状態で、許可された範囲を超過したケースが48%あったが、GPT-6 Astraでは0%だった。
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また「世界最高のコンピュータ利用モデル」と説明。オンラインフォームへの入力、CRMにおける顧客記録の更新、カレンダーの整理などのブラウザ入力を伴うタスクをAstraが代行できる。さらにオンライン調査を行ない、メールやドキュメントエディタ内で要約を作ったり、ソフトウェアの自動インストールやテスト、画面上に表示される問題のトラブルシューティングもサポートする。
リリース中では、Astraが「KiCad」を使用してプリント基板(PCB)のレイアウトを行なう様子を紹介。電子回路図から、部品配置や銅配線のルーティングを行なうなど、手作業のタスクを代替。また、Excelの処理やゲーム開発などもコンピューターに委ねる事例を紹介している。
あわせて、Codexのハーネスも更新。従来のGPT-5.6 Solと比較してタスク完了速度が1.9倍向上し、多くの日常タスクを、人間が処理するよりも速く代行できるようになるという。
コンピュータ利用の強化と、業務環境に特化したトレーニングの組み合わせにより、業務課題の解決を支援。洗練された文書の作成や、スプレッドシート、プレゼンテーションを作成などにも対応する。
また、Webサイトの構築、ゲーム、アプリケーション、レンダリングにおいても、高いビジュアル判断力を発揮。ChatGPTのSitesを利用して、プロンプトから直接、Webサイト、Webアプリ、ゲームを作成、ホスト、共有できる。
さらに、Blenderで家のモデルを作成し、Unreal Engine 5で歩き回れるシーンに変換。設計者やクライアントが、建設前にレイアウトを検討し、空間を体験できるようにするなど、多くの業務・クリエイティブツールの操作などもAstraが支援するなど、多くの人による作業を代替可能にする。
指示に解釈の余地がある場合、文脈を活用して日常的な情報の欠落を補完し、回答が結果を変える可能性がある場合には的を絞った質問を行なう。Codexでは、ユーザーの回答に依存しない作業を継続しながら、非同期で質問を行なうなど、ユーザーの意図を適切に判断し、必要に応じて確認しながら作業を進める。
コーディングや科学的発見、サイバーセキュリティなどでも高い性能を発揮する。ただし、Astraは、脆弱性に対する概念実証(PoC)エクスプロイトの作成など、高度なサイバーセキュリティタスクについては実行を拒否する。
今後数週間以内に、セキュリティフレームワークの「OpenAI Daybreak」を通じて、アクセス範囲を拡大し、制限の少ない安全対策を導入する。これにより、一部のセキュリティ対策関係者は、脆弱性やPoCの検証、マルウェア分析、検知エンジニアリングなど、より多くの防御ワークフローでAstraを利用可能とする。









