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OpenAI、次世代AIモデル「Astra」はまもなく 今後は「ペースを落とす」
2026年9月2日 20:00
OpenAIは1日(米国時間)、次世代AIモデルとなる「Astra」を“まもなく”公開すると発表した。
Astraは、OpenAIの次期主要モデルのコードネームで、8月には、高い数学的能力を示し、10年以上の間進展しなかった数学問題を解決したことなどを報告。その際もまもなく提供としていたが、その後、非常に高いサイバー攻撃能力が社内の安全ガイドラインを超える可能性があるとして、安全対策を重視し、慎重にリリースすると表明していた。
そのため、安全性を最優先とし、リリースに向けた対策を進めてきた。
Astraは、GPT-5.6 Solと比べ、サイバーセキュリティ能力が大幅に向上。脆弱性の特定やエクスプロイト開発においてもより高い能力を発揮し、既知の脆弱性を対象としたベンチマーク「ExploitBench」では100%のスコアを記録。26年6~8月に公開された高深刻度の脆弱性を対象とする社内評価でも、2件の未知の脆弱性(ゼロデイ)を発見した。
またトークン効率も高く、こうした高い能力を「悪用」できないような対策を、Astraリリース時には導入。新たな対策の導入により、サイバー攻撃に関する禁止されたリクエストの拒否率は91.5%となり、GPT-5.6 Solの59%から大きく向上。また、モデルの推論や行動を検査し、不正な可能性のある活動を自動的に停止させる分類器システムを採用する。
こうした対策により、「重大な被害のリスクを十分に低減できる」と判断。リリースに向けた準備を進める。
Astraのリリース時には、サイバーセキュリティ能力は制限され、高度なサイバーセキュリティワークフロー関連機能は、防御目的での利用のための「Daybreak Blue」を通じて一部のテスターにのみ提供される。
同社のサム・アルトマンCEOも、Astraについて「大きな大きな進展を遂げた。近日中に次のモデルをリリースする」とXに投稿。また、Astraは「能力とアライメントの両面で大きな前進」としながら、「その後のモデルについては、安全性とアライメントに十分な作業ができるよう、必要に応じてペースを落としていく」と述べている。
Over the summer, we have been sprinting on safety priorities; it's more important than ever for capabilities and safeguards to advance together. We have more to do but have made a lot of progress. We are also going to be launching our next model soon.
— Sam Altman (@sama)September 1, 2026
There is an obvious tension…


