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KDDIら、ローソンで広告・コンテンツ配信「ローソンビジョン」

「ローソンビジョン」

KDDIは、三菱商事との合弁で新会社「クインタ」を設立した。新会社は、ローソン店舗のデジタルサイネージを活用したリテールメディア事業を開始する。

新事業では、ローソン店舗のデジタルサイネージを活用したコンテンツ配信サービス「ローソンビジョン」で広告を配信する。ローソンで販売する商品情報のほかに、ローソンで取り扱いのない商品・サービスに関する情報も配信する。旬のエンタメ情報や、災害を含む地域向けの情報など幅広いコンテンツも配信し、顧客との新たな接点の創出を図る。

約1.2億IDのPonta会員などの顧客基盤や、通信・位置情報データ、購買データなど、KDDIのビッグデータをデジタル基盤として活用。来店前にスマートフォンへの広告配信で送客のアプローチを、来店後にはビッグデータを用いた広告効果の分析を行なうなど、広告主に一貫したマーケティングを提供する。

また、三菱商事が持つ幅広い事業ネットワークやサプライチェーンとも連携し、メーカーの販促・商品開発支援や、需要予測などでのデータ活用を推進していく。

将来的には、三菱商事のグループ企業とも連携、他小売事業者へのサイネージ設置拡大なども視野に、事業を拡大していく。

KDDIと三菱商事は、2025年度に一部ローソン店舗でデジタルサイネージを用いた実証実験を実施しており、ユーザーとの情報接点や店舗の日販向上に貢献することが確認されたという。今後は新会社のクインタが全国のローソン店舗へ事業を拡大していく。2027年の夏までに首都圏・関西圏のローソンを中心に3,000店舗まで拡大する計画で、全国展開につなげていく。

コンビニの店舗に設置したデジタルサイネージを活用するメディア事業は、ファミリーマートが先行。メディアコマース戦略として2023年から展開を本格化しており、広告インフラに進化している様子が語られている。