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「プライバシーならiPhone」をアップルが訴求 Safari保護機能で新広告
2026年6月4日 09:37
アップルは6月4日から、プライバシーに関わる新しい広告キャンペーンを開始する。Webブラウザー「Safari」によるプライバシー保護を優先する姿勢を強調し、広告トラッカーなどの影響を抑えた「安全なWeb体験」をアピールする。
Safariは、iPhone・iPad・Mac・Vision ProなどのAppleデバイスの共通Webブラウザー。
広告は、外出時や運動時、就寝前など、ユーザーがスマートフォンを覗き込むたびに、「第三者」が一緒に画面を見ているというもの。その居心地の悪さを広告トラッカーの存在に重ね合わせ、そうしたトラッカーからプライバシーを守る存在として「Safari」と「iPhone」を強調している。
広告では直接言及していないが、GoogleのChromeブラウザーを想定していると思われる。Safariでは、ユーザーが複数のウェブサイトをまたいで追跡される(クロスサイトトラッキング)をブロック。機械学習を活用し、追跡ドメインやデバイス内の関連データを自動的に特定して、削除する。
また、既知のトラッカーからユーザーのIPアドレスを隠すことで、識別や位置情報の追跡も防いでおり、これらの保護がユーザーの設定不要で「デフォルト」で有効になる点も特徴としている。
アップルでは、プライバシーを「基本的人権」として強調。加えて、Safariにおいては、Chromeと比較して優れたバッテリー持続時間(動画ストリーミングで5時間以上長い)ほか、より高速なブラウジングができると説明。Apple製品に最適化されたプライバシー重視のブラウジング体験と、デフォルトのプライバシー保護で他のブラウザーと差別化を図る。
Webブラウザーの広告対応では立場が異なる両社だが、AI機能の「Apple Intelligence」においてはGoogleのGeminiを搭載する予定。アップルの開発者会議「WWDC 2026」は6月8日に開幕予定だ。


