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新型スターシップ、5月19日に打上げ 大幅に再設計した第3世代
2026年5月14日 18:26
SpaceXは、超大型宇宙輸送システム「スターシップ」の打上げを早ければ5月19日に行なうと発表した。打上げウィンドウは中部標準時17時30分(日本時間5月20日8時30分)から。
今回は次世代型スターシップとスーパーヘビーブースターを初めて打上げる。次世代型ラプターエンジンを搭載し、スターベースに新設された発射台から打上げが行なわれる予定。次世代型では、完全で迅速な再利用を可能にするための大幅な再設計が行なわれている。
スーパーヘビーブースターの主な試験目標は、打上げ、上昇、分離、ブーストバック燃焼、メキシコ湾(アメリカ湾)での洋上着陸地点での着陸燃焼を成功させること。今回はブースターが新設計であることから、発射地点に戻って回収するという試みは行なわない。
スターシップについては、次世代スターリンク衛星と同サイズのスターリンクシミュレーター22個を展開するなど、宇宙空間と再突入時に複数のミッションを行なう。最後に展開される2機の衛星は、スターシップの耐熱シールドをスキャンし、画像を地上のオペレーターに送信する機能をもつ。これにより、将来スターシップが地上へ帰還できるようにするための耐熱シールドの検証を行なう。また、宇宙空間でのラプターエンジン1機の再点火も計画している。
着陸直前には、以前のフライトと同様の機動も実施。機体後部フラップの構造限界を意図的に調査するための動作や、帰還ミッションを想定した飛行機動を模倣するダイナミックなバンク操縦(機体をロールさせて方向を変える)などが行なわれる。
