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アドビ、Creative Cloud横断の「Firefly AIアシスタント」β版
2026年4月28日 22:00
Adobeは28日、「Adobe Firefly AIアシスタント」のパブリックベータ版を提供開始した。対象はAdobe Creative Cloud Pro(9,080円/月)、またはAdobe Fireflyの有料プランであるPro(3,180円/月)、Pro Plus(6,600円/月)の利用者で、全世界で順次提供する。ベータ版期間中は、同アシスタント専用の生成AIクレジットを毎日無料で付与する。
Adobe Firefly AIアシスタントは、オールインワンのクリエイティブAIスタジオ「Adobe Firefly」内で利用できる。ユーザーが作りたい成果物を自然な言葉で説明すると、Adobe Photoshop、Adobe Lightroom、Adobe PremiereなどのAdobe Creative Cloudアプリをまたいで、多段階の制作ワークフローを自動で実行する。
例えば、1枚の製品写真からSNS投稿用の素材を一式生成したり、企画書からムードボードを作成したり、複数のプロフィール写真を一括で調整したりできる。ユーザーは成果物の方向性や細部の判断を担い、実際の作業はアシスタントが適切なツールを使って進める仕組み。
ベータ版では、自動トーン補正、生成塗りつぶし、背景を削除、ベクター化、プリセットなど、60種類以上のクリエイティブ機能を活用できる。写真のバッチ編集や人物写真のレタッチ、各種SNS向け投稿作成、製品モックアップのデザインなど、単一のプロンプトで起動できる「クリエイティブスキル」も用意した。
アシスタントが実行する各工程は可視化され、途中でユーザーに確認を求めるため、微調整や方向転換も行なえる。成果物はAdobe Creative Cloudストレージに直接保存され、PhotoshopやIllustrator、Premiereなどからすぐに利用できる。
あわせてAdobe Firefly本体にも機能を追加した。OpenAI GPT Image 2が利用可能になったほか、Google Nano Banana 2、Veo 3.1、RunwayのGen-4.5、ElevenLabsのMultilingual v2、Kling 3.0などのAIモデルに対応。「Precision Flow」や「AIマークアップ」といった画像編集機能も導入した。

