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アドビ、指示したらAIが全部やってくれる「Firefly AIアシスタント」
2026年4月16日 16:09
アドビは、クリエイティブツールのAI機能を単一の対話型インターフェイスに統合した「Adobe Firefly AIアシスタント」を発表した。AIスタジオの「Adobe Firefly」にて、今後数週間以内にパブリックベータ版の提供が開始される。
エージェント型クリエイティビティへの移行
Firefly AIアシスタントは、クリエイターが実現したい内容を自分の言葉で説明するだけで、Fireflyをはじめ、PhotoshopやPremiere、Lightroom、Illustratorなどの「Creative Cloud」の各アプリを横断して作業を実行できるAIアシスタント機能。複雑で多段階にわたる作業でも、単一のインターフェイス上で、シームレスに調整・実行できるという。
アドビはこの機能を「クリエイティブ作業の進め方における根本的な変革」「エージェント型クリエイティビティへの移行」とし、「クリエイターはアシスタントに指示を出すことで望む成果を得られるようになる」と謳う。一方、主導権はクリエイター側にあるともしており、まずクリエイターがビジョンを示し、指示することで、AIアシスタントが調整・実行する。
また、AnthropicのClaudeを含むサードパーティ製AIモデルは、アドビのアプリを活用した新たな制作アプローチを導入する。Claudeでプロジェクトを構想し、そのままFireflyにアクセスして制作へと移せる機能を展開予定としている。
動画・画像エディタを強化
Firefly AIアシスタントの登場と同時に、Fireflyの動画・画像エディタも大幅に機能が拡張された。Fireflyの有料プランで提供が開始されている。
動画エディタには、「スピーチを強調」やノイズ低減などスタジオ品質のサウンド機能のほか、高度なカラー調整機能、ライセンス済みアセットにアクセスできるAdobe Stockとの統合といった新機能が導入された。ビデオAIモデルには新たにKling 3.0、Kling 3.0 Omniが加わっている。
画像エディタには、スライダー操作で成果物を確認・調整できる「Precision Flow」や、調整したい部分を指定できる「AIマークアップ」などの編集機能が追加された。


