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本日開業「東京ドリームパーク」見てきた 100体以上のドラえもんに心躍る

TOKYO DREAM PARK

東京・有明の複合型エンタテインメント施設「TOKYO DREAM PARK(東京ドリームパーク)」が本日3月27日に開業した。テレビ朝日が開発を進めていたもので、音楽ライブができる多目的ホール、劇場、イベントスペース、屋上広場、レストランなどで構成される。オープンに先立ち内覧会が開催されたので、内部の様子をレポートする。

東京ドリームパークは、地上9階・地下1階建ての複合エンタテインメント施設。テレビ朝日が全社的に推進してきたプロジェクトで、自社IPを活用したリアルイベントなどを展開する。施設テーマは「夢中から、はじまる。」。

所在地は東京都江東区有明3丁目3番8。アクセスはゆりかもめ「東京ビッグサイト駅」から徒歩約5分、りんかい線「国際展示場駅」から徒歩約9分。敷地面積は12,900m2、建築面積は約10,300m2、延床面積は約46,500m2

メインエントランス
フロアガイド

施設内外に等身大ドラえもん

各フロアの施設は、1階に音楽ライブなどを開催できる「SGCホール有明」、3階にはSGCホールと背中合わせに配置された劇場「EX THEATER ARIAKE」を設置。6階には約200席を有するレストランと屋上広場、7階・8階にはイベントスペースを備える。

7階のイベントスペース「EX STUDIO 7」では、ドラえもんの体験型イベント「100%ドラえもん&フレンズ」を9月30日まで開催中。香港、上海、バンコク、台湾などを巡回し、今回日本に初上陸する。会場内外の展示をはじめ、「映画ドラえもん 新・のび太の海底鬼岩城」との特別企画など、多彩なコンテンツを展開。

イベント期間の9月30日までは、東京ドリームパーク内外の至るところに、1体1体表情や形が違う等身大ドラえもんが設置されている。東京ビッグサイト駅、国際展示場駅どちらから行く場合でもプロムナード(遊歩道)を通ることでさまざまなドラえもんに出会え、施設に入る前からかなり気分が盛り上がる。

世界を巡回してきたドラえもんの体験型イベント「100%ドラえもん&フレンズ」が日本に上陸。「EX STUDIO 7」だけでなく、東京ドリームパーク内外にコンテンツを用意
東京ビッグサイト駅、国際展示場駅どちらから行く場合でもプロムナード(遊歩道)を通ることで12mバルーンのドラえもんを見ることができる(一部有料エリア)
さらに東京ドリームパークに近付くと、つどい橋に藤子・F・不二雄作品のキャラクターがお出迎え
東京ドリームパークから駅に向かう方面には正装のドラえもんたち

SGCホール有明

プロムナードを通って東京ドリームパークに到着すると、約100m2の透過型LEDビジョンを設えたメインエントランスが来場者を迎える。メインエントランスは2階に位置し、1階のSGCホール有明はエントランスを通らず屋外の階段を降りるとたどり着く。

約100m2の透過型LEDビジョンを設えた2階のメインエントランス
1階のSGCホール有明はエントランスを通らず屋外の階段を降りる
SGCホール有明入口
1階ホワイエには黄金のゴーちゃん(テレビ朝日マスコットキャラクター)

SGCホール有明の収容人数は、着席時3,700席、スタンディング時5,000人。コンサートホールでは世界初となる、d&bのイマーシブオーディオシステムを採用し、ホールならではの音響的な没入感を楽しめる空間とした。テレビ局ならではのこだわりとして、各所に張り巡らされた収録用端子盤、公演内容と連動した大型サイネージなどを備える。

座席は4階まであり、着席時の席数は1階が1,720席、2階が595席、3階が725席、4階が687席。

こけら落としシリーズは、3月28日・29日のB'zを皮切りに、山下達郎、サカナクション、湘南乃風、新しい学校のリーダーズ、平井 大、ケツメイシなどがコンサートを行なう。

SGCホール有明客席
収容人数は着席時3,700席、スタンディング時5,000人
こけら落としシリーズ

劇場「EX THEATER ARIAKE」

3階の劇場「EX THEATER ARIAKE」は、2階のメインエントランスからアクセス可能。収容人数は約1,500席。

出演者、観客、スタッフすべてが心地よい劇場を目指し、セリフや歌詞が聞き取りやすい音響設計、快適な座り心地を叶える客席、開放感あるホワイエなどにこだわった。舞台機構はさまざまな演出プランに対応できる自由度の高さが特徴。

3階の劇場「EX THEATER ARIAKE」は、2階のメインエントランスから向かう
劇場入口

座席設計は、1席1席の見やすさにこだわり、劇場設計を担った清水建設が持つ劇場の「見え方」をバーチャル検証できるシミュレーションシステムを活用。同システムは劇団四季の協力を得て開発したもので、客席からの視認性や舞台空間での演目の実現性などを基準に評価する。

シミュレーションでは、実際の舞台観客を想定して、155cmの女性を基準に座席からの見え方を検証。前の席の人と頭がかぶらないよう、座席は千鳥配置にし、傾斜はなだらかながらも見えやすい設計とした。

座席はE列まではフラットで、F列から段差のある配置。C列までは座席を外してオーケストラピットとして利用することもできる。オーケストラピットの配置は7パターンを用意。

ステージからの景色

座席間隔にもこだわり、座席の前後は95cmという長さで、国内の劇場の中でもかなり広さをとっている。足が窮屈にならないだけでなく、前を人が通るときにもぶつかりにくくしている。

座席に座ってみたが、座面のクッションはかなり厚みがあり座り心地が良い。背もたれもクッション性があり、うっかりするとよく眠れそうなくらい快適な造りだった。座面の設計にもこだわり、前側を少し薄くして長時間座っても疲れにくい構造としている。

演出面では、ステージはフレキシブルに動かせ、真ん中だけ外してプールのようにしたり、天井がすのこ状になっているためさまざまなものを吊るせ、フライング演出のほか客席側までセットを吊ることも可能。

こけら落とし公演は、大橋和也(なにわ男子)と寺西拓人(timelesz)がW主演を務める完全オリジナル作品「AmberS -アンバース-」で、4月25日に初日を迎える。

客席からの景色
ロビー
こけら落とし公演は「AmberS -アンバース-」

屋外テラスの特設ステージ

外階段でアクセスできる4~5階部分は、6階のドリームテラスにアクセスできる屋外スペースとなっている。「100%ドラえもん&フレンズ」開催中の9月30日までは、等身大ドラえもんやパネルを多数設置。個性豊かなドラえもんを見ているとあっという間に6階にたどり着く。

4~5階部分は、6階のドリームテラスにアクセスできる屋外スペース
さまざまな等身大ドラえもん
ドラえもん(焼きイモ)
6階のドリームテラスにアクセスできる

ドリームテラスは5月10日まで「有明春祭り」として特設ステージを設置しており、テレビ朝日の人気番組のトークショーや特別イベントなどが開催される。このほか、有明春祭りのコンテンツとして、テレビ朝日の番組グッズが当たる巨大ガチャも設置する。

ドリームテラス特設ステージ
「有明春祭り」として特別イベントを開催

6階の屋内スペースは、約200席のレストラン「UMIKAZE KITCHEN」がオープン。“ちょっと良い日常”をコンセプトに、家庭で馴染みのある料理を楽しめるメニューを揃えた。

約200席のレストラン「UMIKAZE KITCHEN」
メニュー

12mバルーンも「100%ドラえもん&フレンズ」

ドラえもんの体験型イベント「100%ドラえもん&フレンズ」は、7階のイベントスペース「EX STUDIO 7」で開催中。100体以上の等身大ドラえもんが集合し、日本展の開催を記念して初登場となる「日本会場オリジナルドラえもん」も登場している。

体験型イベント「100%ドラえもん&フレンズ」

施設内外に無料と有料のエリアを用意し、7階は全面有料エリア。このほか、東京ビッグサイト駅と国際展示場駅から2階のメインエントランスへ向かう際の遊歩道がある「シンボルプロムナード公園」内のフォトスポット「100%ドラえもん パークC」も有料エリアとなる。全長12mのドラえもんバルーンと、さまざまな表情の等身大ドラえもんの撮影ができる。

有料エリアはすべて共通チケットで、一般チケットは大人が平日2,400円、土日祝・特定日が2,600円。中学・高校生が平日1,800円、土日祝・特定日が2,000円。子供(4歳以上)が平日1,600円、土日祝・特定日が1,800円。3歳以下は無料。

「シンボルプロムナード公園」内のフォトスポット「100%ドラえもん パークC」も有料エリア。全長12mのドラえもんバルーンと、さまざまな表情の等身大ドラえもんの撮影ができる
ヒトデ怪獣
「100%ドラえもん&フレンズ」各フロアのコンテンツ。有料エリアと無料エリアを用意

日本初上陸のデジタルアート施設

8階のイベントスペース「EX STUDIO 8」は、没入型デジタルアートシアター「RÊVE DES LUMIÈRES(レーヴ・デ・リュミエール)」を展開。パリで年間100万人以上を動員したデジタルアート施設が日本初上陸する。

壁面・床面を活用した360度映像演出で、100台以上のプロジェクターを活用した本格アートを五感で体感できる没入型空間としている。第1弾上映作品には「ゴッホ」を予定しており、アートを身近に楽しめる新たな体験を提供する。初夏の開業を予定している。

初夏オープン予定の没入型デジタルアートシアター「RÊVE DES LUMIÈRES」