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ソニー、沖縄「ゆいレール」の車窓をMRエンタメ空間に
2025年12月4日 14:00
ソニーは、モビリティで複合現実(Mixed Reality)を活用したコンテンツを展開する「MR Cruise」をモノレールに適用し、沖縄の「ゆいレール」で12月9日からサービスを開始する。特別車両「たびんちゅレール」として運行し、沖縄都市モノレールとクラブツーリズム、真宣組の協力のもと実施される。
MR Cruiseはエンタテインメント用車両「Sociable Cart:SC-1」で培った技術で、車両の車窓をエンタテインメント空間として活用するコンテンツ。これまでは自動運転カートやタクシーでサービスを展開していた。
「たびんちゅレール」では、始発の那覇空港から終点のてだこ浦西まで、実際の車窓に映る景色と観光地などに関連したCG・音声などを重ね、地域の理解度を高めることができる。
「SC-1」では、サービスを提供する事業者や地域が抱える課題を緩和できるような貢献も視野に入れた取り組みも行なわれており、「たびんちゅレール」においては下記の3点においても効果が期待されている。
- オーバーツーリズム対策(那覇空港周辺の渋滞緩和)
- オフピーク時間への誘導(乗客が少なめな昼間にMR Cruiseサービスを運行)
- マナー向上(MR コンテンツでやさしく啓発)

