「LINEタッチ」開始　スマホをNFCタグにかざすとミニアプリ起動

LINEヤフーは、NFCを活用したLINE公式アカウントの新機能「LINEタッチ」を11月17日に提供開始した。

スマートフォンを専用のNFCタグにかざすことで、「LINE公式アカウント」や「LINEミニアプリ」などを起動し、友だち追加・クーポン取得・会員証表示・モバイルオーダーなどのLINE上のサービスを瞬時に利用できるようになる機能。従来のQRコード型に比べ、QRコードやURLの拡散による不正利用を防げるとする。

スマートフォンを専用のNFCタグにかざすことで、LINEミニアプリや公式アカウントを起動できる

店舗やイベントなどの運営事業者は、NFCタグを貼る・置くだけで導入でき、手軽に利用可能。導入費用は、スタンドタイプが2,000円で、ステッカータイプが300円。継続費用は不要。初期設定や誘導先の変更はLINE公式アカウントの管理画面から行なえ、運用負荷を軽減しながら来店促進や顧客体験向上につなげられる。

タッチされた回数や利用者数なども可視化でき、来店促進やキャンペーン参加の効果を定量的に把握し、オフライン施策の最適化も図れるとする。

主な利用シーン例としては、レジ横への設置でクーポンやショップカードの表示、卓上の設置でモバイルオーダー(LINEミニアプリ)の起動、イベント時で抽選エントリー画面の起動など。

卓上への設置でモバイルオーダーの起動などに利用可能