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次の万博まで500日 横浜・旧上瀬谷通信施設で「GREEN×EXPO」27年3月開幕

横浜市は、2027年国際園芸博覧会(GREEN×EXPO 2027)開催500日前となる11月4日に、「次の万博は横浜だ!GREEN×EXPO 2027 開幕500日前発表会」を開催した。GREEN×EXPO 2027は神奈川県横浜市旭区・瀬谷区の「旧上瀬谷通信施設」にて、2027年3月19日から9月26日まで開催される。

GREEN×EXPO 2027ではテーマとして「幸せを創る明日の風景」、開催趣旨として「国際的な園芸・造園の振興や花と緑のあふれる暮らし、地域・経済の創造や社会的な課題解決等への貢献」を掲げている。テーマを展開し、具現化するための切り口として、「自然との調和」「緑や農による共存」「新産業の創出」「連携による解決」の4つのサブテーマを設定する。公式マスコットキャラクターは「トゥンクトゥンク」。

トゥンクトゥンク

博覧会区域は約100haで、うち会場区域は80ha。この中で横浜市出展として“Urban GX Village”と“SATOYAMA Village”の2つのエリアで展開する。

Urban GX Villageでは、建物空間を活用した発信拠点を展開。横浜市内で市民や企業が挑戦している新しい暮らし方を体験できる行動変容体験ゾーンと、持続可能なグリーン都市を支える先端技術の展示により、“まちの未来風景”を企業とともに描き、世界に発信する。敷地面積は約3,000m2

SATOYAMA Villageでは、フィールドを活用した活動拠点を展開。市民や企業との共創による、花や緑にあふれる空間づくりを通じて、生物多様性や資源循環の重要性を体感する「地球とともに生きる」体験ができる場とする。敷地面積は約10,000m2

山中竹春 横浜市長は、「長きにわたり米軍が使用してきた旧上瀬谷通信施設が、返還後の平和的利用の象徴として生まれ変わろうとしています。市民の皆様、経済界の皆様をはじめ多くの皆様と共に、この平和的利用の象徴を創り上げてまいりたいと思います」とコメントしている。

山中竹春 横浜市長