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2027年横浜で国際園芸博覧会「GREEN×EXPO」開催

会場イメージ

2027年に横浜で開催される「2027年国際園芸博覧会」の正式略称が「GREEN×EXPO 2027」に決定した。また、公式ロゴマークの最優秀賞作品も決定した。開幕1,500日前となる2月8日に発表された。

2027年国際園芸博覧会は、国際的な園芸・造園の振興や花と緑のあふれる暮らし、地域・経済の創造や社会的な課題解決等への貢献を目的としたイベント。テーマに「幸せを創る明日の風景」、サブテーマに「自然との調和」「緑や農による共存」、「新産業の連携による解決」を掲げている。

ロゴマーク最優秀賞は喜多祐子氏。日本の美的感覚である「見立ての美学」を意識したという

開催期間は2027年3月19日から8月24日。開催場所は旧上瀬谷通信施設(神奈川県横浜市)。計画では、参加者数は1,500万人、会場建設費が320億円、運営費が360億円とされている。博覧会区域は約100ha(会場区域80ha)。

今回、正式略称をGREEN×EXPO 2027に決定。自然で環境にやさしい「GREEN」と国際博覧会「EXPO」を掛け合わせ、SDGsやGX(グリーントランスフォーメーション)の実現に貢献する博覧会として、これからの自然と人、社会の持続可能性を追求し、世界と共有する場であることを表現したという。

市民の森
コモン+国際出展+パークパビリオン
レインガーデン
通景軸(近景)
平面図

また、2027年国際園芸博覧会の推進体制「GREEN×EXPOラボ」を発足。GREEN×EXPOラボのチェアパーソンには造園家の涌井史郎氏、マスターアーキテクトには建築家の隈研吾氏がラボメンバーとして就任。さらに外部のクリエイターとして蜷川実花氏が就任し、屋内展示企画・キービジュアルを担当する。