ニュース

水牛車でクレカのタッチ決済乗車 西表島と由布島を結ぶ

「水牛車」をクレジットカードのタッチ決済で乗車できるサービスが、沖縄県竹富町でスタートする。西表島と由布島の間を往復する水牛車において、カードのタッチ決済による乗車サービスを10月23日から開始する。

沖縄県八重山諸島にある由布島は、石垣島から西表島を経て水牛車で渡れる離島。島へ渡る際に利用される「水牛車」は、由布島を象徴する名物で、観光客を中心に、年間約20万人が利用する観光体験となっている。

今回、株式会社由布島と三井住友カード、JCB、琉球銀行、沖縄県那覇市、小田原機器が協力し、公共交通機関向けソリューション「stera transit」を導入。初めて、水牛車に導入されることとなった。

利用者は、「旅人の駅」受付付近に設置された専用端末機に、手持ちのタッチ決済対応のカード(クレジット・デビット・プリペイド)や、カードが設定されたスマートフォンをタッチして、そのまま水牛車に乗車できるようになる。

現金精算やチケットの事前購入が不要となるほか、事業者にとっても窓口負担の軽減に繋げられるとする。