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HELLO CYCLINGとLime、シェアサイクル相互利用へ
2025年9月3日 12:27
HELLO CYCLINGを運営するOpenStreetとLimeは、シェアサイクルサービスの相互利用に関する業務提携を発表した。両社の車両やポート網を相互に開放し、アプリ連携も行なう。
OpenStreetはこれまで全国約11,300カ所にステーションを設置し、約50,700台の自転車で地域密着型のサービスを提供してきた。Limeは、欧米豪を中心に約30カ国で電動モビリティサービスを展開し、数億回以上の利用実績を持つ。両社によると、国内シェアサイクルと世界規模の電動モビリティサービスが連携するのは、今回が初めてだという。
本提携により、両社のアプリを連携させることで、どちらのアプリからでも対象となる車両の予約・利用・返却が可能となる。対象車両は、HELLO CYCLINGが電動アシスト自転車とスポーツタイプ「KUROAD Lite」、Limeが新たに展開予定の電動アシスト自転車「LimeBike」となる。
安全性の確保にも注力しており、Limeでは訪日外国人向けに交通ルールやマナーを多言語でアプリ上に表示し、違法走行の抑止を図っている。OpenStreetも自治体や関係機関と連携し、継続的な安全講習や啓発活動を行なうことで、誰もが安心して利用できる環境づくりを推進している。
