メルパルク横浜跡地にシェアモビリティ拠点　横浜臨海部最大級

日本郵政不動産はPark Line推進協議会と協力し、「メルパルク横浜」跡地の一部において、EV、自転車、電動キックボード、歩行領域モビリティ等の交通モードを結節する拠点として、「JP BAYSIDE HUB」を整備する。2025年11月1日のオープンを予定している。対象エリアは約1,000m2。

「山下公園通り周辺地区まちづくりビジョン」が目指す、水際線のまちづくりにより世界の人々を魅了するまちの実現に向けた取り組み。横浜都心臨海部最大級のシェアリング型移動サービスの利用拠点の設置に加え、トレーラーハウスカフェやイベントスペースを設置する。一部スペースは10月11日に先行オープン予定。

歩行領域モビリティについては、免許不要で歩道、路側帯といった公道を走行できる、時速6km以下の歩行者共存型のモビリティを貸し出す。事業者はアットヨコハマ(KTグループとウエインズトヨタ神奈川の合弁会社)。

歩行領域モビリティ トヨタ「C+walk T」

シェアサイクル、電動キックボードに携わる事業者は、ドコモ・バイクシェア、OpenStreet、Luup、eBoard、Lime。横浜都心臨海部最大級のラック数となる。

ドコモ・バイクシェア、OpenStreetのシェアサイクル

Luupのシェアサイクル、電動キックボード

Limeの電動シートボード

カーシェアリングの事業者は、トヨタレンタリース神奈川/横浜。環境負荷低減を重視したステーションとして、トヨタのBEV、PHEV、HEVの導入を予定している。

トヨタ bZ4X(26年春導入予定)

人が集まるスペースとして、トレーラーハウスカフェ、イベント・広場スペースを整備。

トレーラーハウスカフェ「VISITORS DOCK | Brew&Blend」では、日本各地から集めた自然の恵みを取り入れたオリジナルスムージーや、5種の野菜のキッシュなどのフード&ドリンクメニューを提供する。事業者はバリューマネジメント。

イベント・広場スペースとして、環境配慮型人工芝「Playground Grass」を採用した芝生ひろばを設置。貸切のイベント利用にも対応する。

イメージ

所在地は神奈川県横浜市中区山下町16-16で、山下公園前、横浜マリンタワー隣。アクセスはみなとみらい線 元町・中華街駅4番出口から徒歩約1分、車では首都高速 神奈川3号 狩場線 新山下出口から約3分。