Lime、座れる電動モビリティ「ラクモ」　千葉駅に設置

電動モビリティシェアサービスを展開するLimeは、JR東日本主導のモビリティハブ実証「千葉ぷらっと」に参画し、千葉駅周辺に着座式電動シートボード「Limeラクモ」を20台導入した。千葉県内では初の展開となる。

「Limeラクモ」は椅子と前カゴを備えた電動シートボードで、安定性の高い構造が特徴。女性や高齢者など幅広い年代に利用されており、立ち乗り型モビリティに比べて乗りやすさと安全性を重視した設計となっている。利用可能エリアは千葉駅前、千葉中央公園前、千葉市美術館、千葉市立郷土博物館の4拠点間。

さらに首都圏では初となる「バッテリースワップステーション」も設置。利用者自身が車両のバッテリーを交換でき、交換した場合は30分の無料乗車特典が付与される。

「千葉ぷらっと」は、JR東日本とWaaS共創コンソーシアムによる実証事業であり、千葉駅周辺の移動手段と地域サービスを集約したモビリティハブ。シェアサイクル、電動モビリティ、カーシェアに加え、マルシェやキッチンカーとも連携し、駅周辺の回遊性と街の価値向上を目指す。