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glo、ペン型とケース一体型の2Wayで使える「Hilo Plus」

glo Hilo Plus

ブリティッシュ・アメリカン・タバコ・ジャパン(BATジャパン)は、9月1日に発売する新デバイス「glo Hilo Plus(グロー・ヒーロ・プラス)」の詳細を発表した。6月から宮城県限定で販売しているデバイス「glo Hilo」および専用たばこスティック「virto(ヴァルト)」も同日より全国展開する。価格はヒーロ・プラスが6,980円、ヒーロが3,980円、ヴァルトが20本入り580円。

グロー・ヒーロシリーズで使用できるたばこスティックはヴァルトのみで、従来のグロー・ハイパー用のたばこスティックは使用できない。ヴァルトも、従来のグロー・ハイパーでは使用できない。

glo Hilo
専用たばこスティックのvirto

両製品のうちヒーロ・プラスのみ、ペン型でもケース一体型でも使える2Way仕様。「EasySwitchペン」を搭載することで可能とした。

ヒーロ・プラスはケースからペンを取り外せる
ペンのみ(左)でもケースに取り付けた状態(右)でも使用可能
ケース一体時のデバイス上面

また、ヒーロ・プラスは「EasyViewタッチスクリーン」を搭載。ヒーロシリーズはともに、喫煙時間5分10秒のスタンダードモードと4分10秒のブーストモードを選べるが、ヒーロ・プラスではスクリーンをタッチしてスライドすることで選択できる。ヒーロはスクリーンは搭載されているもののタッチ操作には対応しておらず、モードはボタンで選択する。

ヒーロ・プラスではスクリーンのスライド操作でモードを選ぶ
ヒーロはボタンで選ぶ
スクリーンではバッテリー状況も確認可能

ヒーロ・プラスとヒーロともに、新加熱技術「TurboStart テクノロジー」による、加熱開始から吸い始めるまでの時間の短さが特徴の1つ。加熱開始から、ヒーロ・プラスは10秒以内、ヒーロは5秒で吸い始められる。

Bluetoothによるスマホ連携も特徴。「myglo」アプリにて、使用回数の確認、喫煙時間のカスタマイズ、スクリーン表示内容のカスタマイズ、デバイスの位置情報確認、デバイスロックの機能を使用できる。

使用回数の確認では、1日、1週間、1カ月の単位で吸った本数を確認可能。喫煙時間のカスタマイズでは、短い時間だけ吸いたいというニーズもあることから、3分もしくは4分に変更できる。

スクリーン表示は、通常は起動時の「Hi」などが設定されているが、これを自分の名前などに変更可能。位置情報確認は、スマホのBluetoothの範囲内にある場合にデバイスを探し出せる機能。飲食店などで紛失した際などに活用できる。ロックは、アプリでロックおよびロック解除の操作を行なえる機能で、自身だけが使えるようにできる。

カラーはヒーロ・プラス、ヒーロともに、ルビー、オニキス、サファイア、アンバーの4色展開。サイズと重量は、ヒーロ・プラスが118.1×42×19.5mm、124g、ヒーロが123.4×30.3×16mm、75g。

グロー・ヒーロ・プラス

ヒーロ・プラス用アイテムとして、ファブリック・スリーブ(1,980円)、チャージングドック(2,980円)、EasySwitchペン(4,980円)を後日発売する。

ファブリック・スリーブ

発表会は「glo Hilo│落合陽一 ポップアップストア表参道」にて実施。8月23日から9月7日までの期間限定で、メディアアーティスト・落合陽一氏や音楽ユニット・m-floによる空間演出、音響演出を楽しめる。場所は東京都港区南青山5-1-1 OMOTESANDO CROSSING PARK。

ポップアップストア。写真左にある銀色の構造物は落合陽一氏によるアート作品「即今鏡門」

BATジャパン 社長 エマ・ディーン氏によれば、グローバルでの加熱式たばこの収益の割合は、プレミアムセグメントが80%以上を占めるという。こういったトレンドを背景に、高機能モデルを発売する。

BATジャパン 社長 エマ・ディーン氏

BATジャパン 副社長 アルパー・ユース氏は、「宮城県で実施したグロー・ヒーロのイベントでは試した人の2人に1人が購入した」という実績から、「自信をもって全国展開できる」と説明。「ひと口で、惚れる」をブランドコンセプトに全国展開する。

BATジャパン 副社長 兼 北東アジア マーケティング・ディレクター アルパー・ユース氏