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glo、1回の喫煙時間を選べる「Hilo」と新たばこスティック「virto」
2025年6月2日 14:50
ブリティッシュ・アメリカン・タバコ・ジャパンは、加熱式たばこデバイス「glo Hilo(グロー・ヒーロ)」と、新デバイス専用のたばこスティック「virto(ヴァルト)」を、6月9日に宮城県仙台市内のコンビニエンスストアで発売する。宮城県在住者はglo公式オンラインストアでも購入できる。価格はグロー・ヒーロが3,980円、ヴァルトが20本入り580円。全国発売は未定。
グロー・ヒーロで使用できるたばこスティックはヴァルトのみで、従来のグロー・ハイパー用のたばこスティックは使用できない。ヴァルトも、従来のグロー・ハイパーでは使用できない。
グロー・ヒーロの特徴は、加熱時間の短さ、高速充電、Bluetoothによるスマホ連携などがある。スマホ連携では、アプリを使って通常約5分の喫煙時間を3分や4分に短縮するなどの機能を利用できる。
加熱時間は、加熱開始から吸い始めるまで5秒という短さを実現した。新加熱技術「TurboStart テクノロジー」による進化で、赤外線と熱が伝わりやすいクオーツの両方を使用し、スティックを二重加熱する仕組みとなっている。
従来のグローではたばこスティックを外側から加熱するのみだったが、グロー・ヒーロではスティック差し込み口の内部に加熱するクオーツ(細いピン状のもの)を設定。スティックにこのクオーツが刺さり、外側からだけではなく、内側からも加熱する。この技術により、加熱時間短縮だけではなく、グロー史上最高の約370℃までの加熱も実現しており、パンチがあり、滑らかな吸い応えを楽しめるという。
ヴァルトには、グロー・ハイパー用たばこスティックと同様に、スティックの先端をシールで密封して使用後のデバイス内にたばこ葉が残ることを防ぐ「StickSealテクノロジー」が搭載されている。クオーツによりこのシールに穴が開くことになるが、小さな穴なのでたばこ葉が落ちることはないという。また、スティック内部のたばこ葉は、クオーツが刺さる部分は空洞になっている。
充電時間は、40分で80%、90分でフル充電が完了する。フル充電からは20回喫煙可能。
1回の喫煙時間は、スタンダードモードで5分10秒、ブーストモードで4分10秒。パフ数(吸い込む回数)の制限はなく、これらの時間だけ喫煙できる。
デバイス側面には「EasyViewスクリーン」を搭載。喫煙の残り時間の目安やバッテリー残量などを確認できる。
スマホ連携では「myglo」アプリを提供。アプリから、使用回数の確認、喫煙時間のカスタマイズ、スクリーン表示内容のカスタマイズ、デバイスの位置情報確認、デバイスロックの機能を使用できる。
使用回数(何本吸ったか)を、1日、1週間、1カ月の単位で確認可能。吸い過ぎを抑えるために確認したいなどのニーズに応える。
喫煙時間は3分もしくは4分に変更可能。短い時間だけ吸いたいというニーズに応えるほか、時間を短縮することでバッテリー消費を抑えられる。なお、7月1日に全国発売となるJTの新製品「プルーム・オーラ」でも1回の喫煙時間を変えられる機能を搭載しており、こちらは喫煙時にデバイスで選ぶ加熱モードにより喫煙時間を調整する。
スクリーン表示は、通常は起動時の「Hi」などが設定されているが、これを自分の名前などに変更できる。
位置情報確認は、スマホのBluetoothの範囲内にある場合にデバイスを探し出せる機能。飲食店などで紛失した際などに活用できる。
ロックは、自身だけが使えるようにする機能。ロックおよびロック解除はアプリで操作する。
デバイスのカラーは、ルビー、オニキス、サファイヤ、アンバーの4色展開。サファイヤとアンバーの取り扱いは公式オンラインショップのみ。サイズは30.3×16×123.4mm(幅×奥行×高さ)、重量は75g。
専用たばこスティックのヴァルトは、レギュラー2種、メンソール3種、フレーバー3種の計8種をラインアップ。従来のグロー・ハイパー用スティックよりも短くなっている。ラインアップは以下の通り。
- ダーク・タバコ
- バランスド・タバコ
- アイスド・メンソール・クリック
- メンソール・クリック
- ミント・クリック
- アイスド・ベリー・クリック
- ベリー・クリック
- メロン・クリック
なお、従来のグロー・ハイパーシリーズ、および専用たばこスティックの販売終了の予定はなく、併売となる。











