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渋谷区、相乗りタクシー「GOシャトル」に1回400円の補助 高齢者や妊婦対象
2025年8月18日 12:31
渋谷区とGOは、渋谷区内の移動の利便性向上を目指す実証実験として、相乗りタクシー「GOシャトル」を活用した渋谷区デマンド交通実証実験を2025年9月1日~2026年3月31日に実施する。
タクシーの約半額で利用が可能な「GOシャトル」に、渋谷区が高齢者や妊婦などの交通弱者に対して利用料の補助を実施。幅広い利用者の乗車を促進し、持続可能な公共交通のあり方を模索する。
「GOシャトル」は、「GO」アプリから利用する相乗りサービスで、本実証実験では笹塚、幡ヶ谷、初台、本町などを中心とした渋谷区北西地域で運行を行なう。2日前から当日15分前までの予約が可能で、あらかじめ決められた乗降スポット約700カ所の中から乗降地と希望日時を選択し、予約する。
料金は、同乗人数に関わらず事前に確定し、タクシー乗車時の約5、6割程度となる。1回につき1人まで、1台につき最大5名の乗車が可能なミニバンタイプの車両最大10台が対応する。運行は、代々木自動車と日本交通の車両が稼働予定。運行時間は土日祝日含む8時~20時。
また、補助対象エリア内に在住の高齢者、障がい者手帳を持つ人、妊婦、子育て世帯の人に対しては、渋谷区からの補助として1カ月あたり最大20枚まで利用可能な400円の電子タクシーチケット「GOチケット」を毎月発行する。補助対象となるのは西原/元代々木町/大山町/初台/本町/笹塚/幡ヶ谷の在住者。
補助対象者は渋谷区LINE公式アカウントから申請を行なうことで「GOチケット(電子タクシーチケット)」を受け取れる。
なお、渋谷区では、スマホサロン等と連携し、デジタル活用支援員によるスマホに関する相談対応を実施しており、「GOシャトル」の利用方法などについてもサポートを行なう。


