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小田急、駅員にポロシャツ導入 エアリズム

小田急電鉄は、8月1日から駅係員の夏制服としてポロシャツを導入する。ホーム上では体感温度が40度近くになることもあることから、列車運行の安全確認などを担う駅係員の熱中症対策を推進する。

これまで駅係員については、酷暑下において積極的な水分・塩分補給や、空調服(ファン付きのベスト)を用意したり、駅係員からの提案でポロシャツ着用の試行も行なってきた。

今回はさらなる対策として、ユニクロのエアリズム素材を使用したポロシャツを夏制服として駅係員に導入。機能性をはじめ、着用時に係員としての身だしなみが損なわれないことなどを条件として比較や検討を重ねて決定した。

導入には、業務利用を目的としたユニクロ商品の一括購入と、企業・団体ロゴの刺しゅうやプリントをしたユニクロ商品を購入できるサービス「UNIQLO UNIFORM」を活用している。

着用期間は、6月1日(今年度は8月1日)から10月31日まで。ライトブルーとネイビー2色をベースに、小田急グループのブランドマークを左胸に施し、右袖には子育て応援マスコットキャラクター「もころん」がデザインされる。

なお、熱中症対策の一環として、駅係員は事務所内や改札口などで、運転士・車掌は列車乗務(車掌がホーム上で運転に関する作業を行なう場合を含む)や車内巡回時に、制帽の着用を省略している。