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小田急線全駅でタッチ決済乗車に対応 26年春
2025年6月16日 15:41

小田急電鉄は、クレジットカードやデビットカード等によるタッチ決済サービスを秋以降に拡大する。箱根でサービスを拡充するほか、新宿から沿線観光地の玄関口となる駅、観光地内でも導入し、26年春頃には小田急線全駅で利用できるようになる。
小田急グループでは現在、江ノ電・箱根ロープウェイ・箱根海賊船でタッチ決済サービスを導入しているが、秋以降は箱根登山バスや大山ケーブルカー、東海バスの一部路線で新たにタッチ決済に対応。小田急ハイウェイバスも利用できる路線を拡充する。
26年春頃には小田急線全駅、箱根登山電車 小田原駅・箱根湯本駅~強羅駅、箱根登山ケーブルカー 強羅駅・早雲山駅で新たに利用可能になる。
サービス拡大の背景として、小田急沿線では箱根、湘南、大山の年間観光者数が約5,300万人に上っており、インバウンド需要が急速に拡大していることを挙げている。沿線観光地や玄関口となる駅に導入することで、日頃使い慣れたクレジットカードやデビットカードでの乗車に対応し、インバウンド観光客の受け入れ体制を強化していく。
対象ブランドは、Visa、Mastercard、JCB、American Express、Diners Club、Discover、銀聯。

