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小田急、豪徳寺・千歳船橋・喜多見などにホームドア 経堂は26年度

ホームドア(中央林間駅)

小田急電鉄は13日、2025年度の設備投資計画とともに、ホームドアの設置予定を公表した。25年度は、豪徳寺、千歳船橋、祖師ヶ谷大蔵、喜多見、狛江の各駅の全10ホームにホームドアを設置する。

また、ホームドア未整備駅である経堂と和泉多摩川で設置に向けた準備を進め、26年度に両駅にホームドアを設置予定。27年度は南新宿、成城学園前、鶴川、藤沢に、28年度は参宮橋と向ヶ丘遊園の各駅に設置する。32年度までに全駅へのホームドア設置を完了予定。

鉄道施設の耐震補強工事については、世田谷代田~登戸駅間の高架橋や海老名~厚木駅間にある「JR相模線跨線橋」、相模大野~東林間駅間にある「小田原線跨線橋」で耐震補強工事を進めるほか、読売ランド前駅、相武台前駅、座間駅、長後駅でホーム上家の耐震補強を実施する。また、車内防犯カメラも通勤車両19編成に搭載し、計画された全ての車両への設置が完了予定。

「小田原線跨線橋」耐震補強工事現場

駅舎改良工事は、鶴川駅と藤沢駅において、地元自治体と連携した自由通路整備事業にあわせて駅舎を橋上化を進める。また、通勤車両「5000形」10両1編成を新造、「3000形」6両2編成をリニューアルし、全車両に車いすやベビーカーを利用者向けのスペースを展開する。25年度の設備投資額は約436億円。

5000形