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新宿西口、駅前広場が人中心の空間に 9月以降に動線が大きく変更

新宿駅西口(4月24日撮影)

東京都は、9月末以降に、新宿駅西口駅前広場の車両動線および歩行者動線を大きく変更すると発表した。新宿グランドターミナルの実現に向け、新宿駅西口駅前広場が人中心の空間に変わるとしている。

東京都は新宿駅直近地区において、東西の移動がしにくい、人の滞留空間の不足、駅・駅ビルの老朽化などの課題があることから、線路上空へのデッキの新設、駅前広場の再構成、駅の改良、駅ビルの機能更新を推進している。車両動線、歩行者動線の変更は、歩行者中心の新宿駅に向けたファーストステップに位置付けている。

新宿駅西口 小田急本館跡地前(4月24日撮影)

車両は今回の動線変更に伴い、新宿駅西口駅前広場内において南北方向(京王百貨店側と小田急ハルク側)の通り抜けができなくなる。

車両動線の変更

歩行者動線は、車両動線の変更に伴い、地上レベルにおいて、車道を横断することなく東西方向に行き来できるようになる。

歩行者動線の変更