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楽天証券、資産づくりアプリ「iGrow」に配当・分配金管理機能

楽天証券は、6月27日からスマートフォン向け資産づくりアプリ「iGrow」に、配当・分配・利金の管理機能を追加した。保有する金融商品から得られる収入について、実績だけでなく、年間で得られる予想金額もグラフなどで視覚的に把握できるようになる。

iGrowは、投資初心者でも使いやすく、安心して資産運用を始められるよう設計されたアプリ。楽天証券の全対象商品・楽天銀行預金残高の資産推移や、保有する楽天ポイントを、ひとつのアプリでまとめて確認でき、楽天証券の口座を持っていなくても一部の機能を利用可能。Android/iOSアプリが公開されている。

今回のアップデートでは、楽天証券の総合口座・NISA口座で受け取った、株式の配当金や投資信託の分配金、債券の利金の合計金額と推移を、数値とグラフで確認できるようになる。

表示対象は以下の通り。

  • 国内株式の配当金
  • 米国株式の配当金
  • 中国株式の配当金
  • アセアン株式の配当金
  • 国内債券の利金
  • 外国債券の利金
  • 投資信託の分配金(受取額のみ)

商品別の詳細画面からは、各商品から得た収入金額や税金などの確認も可能。また、年間で得られる配当金や利金の予想金額も確認できる業界初の機能を搭載。その予想金額のうち、実際に得た金額の進捗を確認できるため、現状をわかりやすく把握できるという。

あわせて、iGrow経由の楽天証券の口座開設手続きも改善。マイナンバーカードを読み取ることで、氏名などの入力や顔写真の撮影をすることなく申込できるようにした。