ニュース

生まれ変わった「Surface Copilot+ PC」 13インチLaptopと12インチPro

Microsoftは6日、新しいSurface Copilot+ PCとして「Surface Laptop 13インチ」と「Surface Pro 12インチ」を発表した。5月20日から順次発売し、価格は799ドルから。

いずれもNPUを内蔵したSnapdragon X Plusプロセッサーを搭載し、AI機能を積極活用するCopilot+PCの最新モデル。作業履歴を振り返られる「Recall(リコール)」や、自然な言葉で画像やドキュメントを横断検索できる、強化されたWindows検索などに対応する。

Meet the new Surface Copilot+ PCs

Surface Laptop 13インチ

Surface Laptop 13インチは、Snapdragon X Plusプロセッサーを搭載したCopilot+PC。アルミニウムボディを採用し、カラーバリエーションは、Ocean、Violet、Platinumから選択可能。価格は899ドルから。

Snapdragon X Plusプロセッサーの搭載により、Surface Laptop 5より50%高速で、「MacBook Air M3を凌駕する」という。メモリは16GB、ストレージは256GB/512GB。

Surfaceシリーズで最長のバッテリー寿命も特徴で、最大23時間の動画再生や16時間のWebブラウジングに対応。充電なしで1日作業できるという。充電はUSB Type-C。

ディスプレイは、13型/1,920×1,280ドット(178ppi)のタッチスクリーンでアスペクト比は3:2。カメラはAI搭載で強化しており、Auto Video HDRとAIノイズリダクションに対応する。電源ボタンには指紋センサーを搭載し、スムーズなサインインが可能。キーボードにはCopilotキーを搭載し、AI機能を素早く呼び出せる。

USB Type-C×2とUSB(Type-A)×1、ヘッドフォンジャックなどを装備。Wi-Fi 7に対応する。外形寸法は285.65×214.14×15.6mm、重量は1.22kg。環境性能も高めており、多くのコンポーネントは、認定サービスプロバイダーにより交換可能で、修理可能で循環型のデバイス設計としている。

Surface Pro 12インチ

新Surface Proは、2-in-1フォームファクターを継承し、内蔵のキックスタンドと取り外し可能なキーボードにより、ノートPCの機能性とタブレットの携帯性を両立できる。Surface Slim Penは、タブレットの背面に取り付け可能。5月20日から販売開始、価格は799ドルから。

プロセッサーはSnapdragon X Plus。再設計されたSurface Pro 12インチキーボードは、簡単に取り付け可能で、フラットに展開し、安定した静かなタイピングが可能。完全にフラットに折りたためる。Copilotキーやロックキーなどの専用キーも搭載しており、カラーはSlate、Ocean、Violetの3種類。

12型/2,196×1,464ドット(220ppi)のタッチスクリーンでアスペクト比は3:2、コントラスト比は1,200:1。リフレッシュレートは最大90Hz。メモリは16GB、ストレージは256GB/512GB。バッテリー駆動時間は最大16時間の動画再生や12時間のWebブラウジングに対応。

USB Type-C×2を装備し、Wi-Fi 7に対応。外形寸法は274×190×7.8mm、重量は686g。Surface Laptopと同様に、持続可能性を意識した設計で、筐体には82.9%の再生素材を使用し、バッテリーセルは100%再生コバルトを採用している。また、多くのコンポーネントは認定サービスプロバイダーが交換可能に設計されており、廃棄物を削減する。

Agent in Windows Settings

Surface Laptop 13インチとSurface Pro 12インチは、法人向けにも展開。7月22日に一部地域で出荷開始される。