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京王電鉄、新車両の大型フリースペース名称投票 「ひだまりスペース」など

2000

京王電鉄は、2026年初めに営業運転を開始する2000系車両の「大型フリースペース(仮称)」について、愛称投票を行なう。応募期間は25年5月7日から6月10日17時まで。

2000系は新型通勤車両として、26年初頭に10両1編成を導入開始。2027年3月までに10両4編成の合計40両を導入する計画。

この5号車に、子育て世代やシニア世代などを主な対象として、京王初の大型フリースペース(仮称)を設置。ベビーカーや車椅子でも利用しやすいエリアとなる予定で、子どもに喜ばれる大型窓も設置。このエリアの愛称を募集する。

大型フリースペース(仮称)

愛称は、「ひだまりスペース」「ぬくもりライド」「ひまわりライド」の3候補が用意されており、この中からふさわしいと思うものを1つ投票する形。最も投票数が多かったものに決定する。愛称決定は、2000系営業運転開始直前となるため、2026年に入ってからの見込み。

愛称候補
ひだまりスペース

大型窓を採用してたくさんの光が集まる「ひだまり」となるほか、利用者が心休まるような「ひだまり」となることをイメージしたもの

ぬくもりライド

大型窓を採用し、「ぬくもり」のある空間を意識したほか、利用者にとって心地よい場所となるようにイメージしたもの

ひまわりライド

大型窓を採用したことで、ひまわりのように一日中日の光が当たるような空間にしたほか、利用者が心地よくなれるような場所をイメージしたもの

愛称投票ページ(2025年5月7日10時~6月10日17時)

2000系の外観デザインや内装は、京王グループの感性AI株式会社による人の感性を分析できるAIサービスを活用して決定。また、フルSiC素子を用いた新型のVVVFインバ―タ制御装置の導入により、消費電力の削減や車両の軽量化を図っている。