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イトーキ、オープンスペースでWeb会議できるソファ 指向性スピーカー内蔵

イトーキは、オープンスペースで快適なWeb会議ができるというスピーカー内蔵のボックス型ソファ「sound sofa」を開発したと発表した。発売は2023年秋を目指し、さらに開発を進める。4月26日~28日に東京ビッグサイトで開催されるオフィス家具の見本市「オルガテック東京2023」で展示される。

コロナ禍を経て、オフィスワークとリモートワークの組み合わせたハイブリッドワークが浸透し、オフィスではオープンスペースでWeb会議が行なわれることも増加している。一方、オープンスペースで行なうWeb会議は、周囲への音漏れ、雑音の混入など音に関する問題が挙げられている。

イトーキではこうした問題を解消する製品の第1弾として、オープンスペースで周囲を気にせずWeb会議ができるというミーティングテーブル「sound parasol」(サウンドパラソル)を2022年秋に発売している。

今回開発している製品「sound sofa」(サウンドソファ)は第2弾。座ると、背面に設置されている指向性スピーカーの音でWeb会議が可能。音は最適な範囲にコントロールされ、周囲への音漏れを抑えながら、座っている人にはクリアに聞こえるという。

また吸音性能の高い素材や構造で囲われた空間になっており、オフィス側のノイズが相手に伝わりにくくなっている。テーブル中央には指向性マイクが搭載され、オフィス側の音声を最適な大きさで相手に届けるようになっている。

第1弾と合わせ、これらは「sound furniture series」として展開される。またこうした音響や通信技術を組み合わせた製品ラインナップを強化していく方針。

sound furniture series

4月26日~28日に東京ビッグサイトで開催されるオフィス家具の見本市「オルガテック東京2023」では、イトーキのブースにて上記の「sound sofa」のほか、「panora」「office surf touch」「Workers Trail Hoteling Label」などスマートオフィス製品群が紹介される。

スマートオフィス製品群