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イトーキから“ガチ”ゲーミングチェア。「Daidara」始動

Act Gamingを発表するイトーキ 代表取締役社長の湊 宏司氏

イトーキは、エクストリームプレイヤー向けの新レーベル「Daidara」(ダイダラ)を設立、第1弾製品としてゲーミングチェア「Act Gaming」(アクトゲーミング)を発売した。価格は149,900円。オンラインストアのほか、ヤマダ電機の一部店舗でも販売が開始されている。

今回発売されたAct Gamingは、2022年開催の東京ゲームショウ2022に合わせてコンセプトモデルを発表し、会場に展示して意見を集めるなどしていたゲーミングチェアの製品版。ベースになっているのはオフィス向けの「Actチェア」で、家庭用として靴を履かない環境を想定し座面が15mm低く設定されている。また東京ゲームショウ2022での展示で得られた声を反映し、座面は蒸れに配慮して皮革タイプからファブリック生地に変更して、抗ウイルス・抗菌・防臭加工「バイラルオフ」が施される。

イトーキ Act Gaming レッド

座面のペンディングシートはポリプロピレン樹脂製で、体圧を分散させる構造になっており、柔らかさを確保しながら長時間の使用でも快適に座れるようになっている。柔軟性のあるエラストマー樹脂製の背もたれはサイドフレームをなくしスマートなデザインになっているほか、肩の動きに追従する構造。肘の位置を柔軟に調整できる4Dリンクアームといった特徴的な機能を備える。

座面のペンディングシートはポリプロピレン樹脂製で、体圧を分散させる構造
蒸れにくい生地
ヘッドレストも付属

腰を支えるランバーサポートを装備。ヘッドレストも標準付属だが固定式で高さの調整はできない。カラーはライトグレーとレッドの2色をラインナップ。大きさは67~78×54~61.5×113.5~122.5cm(幅×奥行き×高さ)、座面の高さは42.5〜51.5cm。重さは21.6kg。生産国は日本。

新レーベル「Daidara」

新レーベル「Daidara」(ダイダラ)は、プロゲーマーやプロを志望する、エクストリームプレイヤー向けのレーベル。その名称は日本の伝承に登場する「ダイダラボッチ」にちなんだもので、人のために土地を整えたという献身性や強さといった特徴をレーベル名やロゴデザインに込めた。

レーベルはいわゆる“ガチゲーマー”向け製品に絞っていく方針で、今回のAct Gamingはその第1弾。比較的カジュアルなゲーミングチェアなどはDaidaraレーベルには含まれないという。今後「Daidara」レーベルではデスクなども手掛ける予定で、詳細は「東京ゲームショウ2023」などに合わせて発表する見込み。

ゲーマーも便利に使える4Dリンクアーム

3日開催された発表会では、長年オフィスチェアを手掛けてきたイトーキが、そのノウハウをふんだんに盛り込んだ「最高峰のゲーミングチェア」(Web事業統括部 部長の鈴木恵里子氏)と自信が語られた。

またプロゲーマーとしてVARRELのらきょるん氏(スプラトゥーン部門所属)、テックウイングのよっシィ氏(スマブラ部所属)も登壇。「4Dリンクアームで、肘置きを活用できるようになった。座面が柔らかく、長時間のイベントでもお尻が痛くならなかった」(らきょるん氏)、「背もたれにもたれる後傾姿勢で使うことが多く、柔らかくて楽に座っていられる。ぜひ実際に座ってみてほしい」(よっシィ氏)と感想が語られている。

特に4Dリンクアームの肘置きは、左右の角度を含めて非常に柔軟にポジションを調整可能。内側に絞り込んで脇腹あたりに固定することもでき、コントローラーを持った状態の肘を、楽な低い位置にキープすることも容易になっている。普段は前傾姿勢でプレイすることが多いというらきょるん氏は、スプラトゥーンでも4Dリンクアームの肘置きを活用できたとし「“らきょるん座り”を体験してほしい」とアピールしていた。

らきょるん氏、普段の前傾姿勢
4Dリンクアームの肘置きはコントローラーを使う際にも活用できる

なおAct Gamingは、実店舗ではヤマダ電機の「LIFE SELECT」の11店舗(4月末時点)で販売。このほか東京タワーにある「RED゜TOKYO TOWER」でも展示され試座が可能。

4Dリンクアームの肘置き
高さを変更、かなり内側のポジションにもできる
コントローラーを使うスタイルにもマッチする
せもたれは肩の動きをさまたげない構造
左右に柔軟に傾くようになっている