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イオン京橋店跡地「フラリ キョウバシ」にフードホール 3月30日オープン

イオンモールは、大阪市都島区の「イオン京橋店」跡地で再開発までの暫定利用施設として運用している「FULALI KYOBASHI(フラリ キョウバシ)」において、3月30日よりフードホールを順次オープンする。

フラリ キョウバシは、JR京橋駅に隣接する、飲食ゾーン、イベント広場、芝生広場、大型LEDビジョンを備えたライブステージなどがある施設。第1期オープンとして7月20日に、屋台や移動販売ゾーンの営業を開始した。イオンモールの新しい取り組みとなる移動販売事業の実証実験の場としても活用している。

第2期としてフードホールを新設。暫定利用ならではのラフで無骨なデザインを現代風にアレンジした屋内共有スペースとし、若い女性も入りやすいようにしている。

フラリ キョウバシ エリア構成

店舗は「うどんの祥 かな泉」(うどん・どんぶり)、「神戸南京町 皇蘭」(中華カフェ&バル)、「クラフトビール BAK」(クラフトビール)、「ベトナム料理 これがPho」(ベトナム料理)が出店する。

また、新たな実証実験としてスマリテ社が提供する無人販売機「スマリテ」を4月26日に導入する。スマリテは無人小売基幹システムを搭載した、食品や生活用品を取り扱うことができる販売機。「物体自動識別技術」を活用しており、ショーケ-スから取り出した商品を自動で識別し、ドアを閉めるとQRコ-ド決済アプリにて自動で決済して購入が完了する。

スマリテ

スマリテは厚生労働省が定める「HACCP(ハサップ)」に沿った衛生管理システムを搭載している。HACCPとは、各原料の受入から製造、製品の出荷までのすべての工程において、食中毒などの健康被害を引き起こす可能性のある危害要因を科学的根拠に基づき管理する方法。

また、代金未回収リスクを回避するための仕組みとして遠隔の温度管理や在庫管理などができるほか、消費期限管理や売価の変更が可能で、フードロス削減にもつながるとしている。

フラリ キョウバシの所在地は大阪府大阪市都島区片町2丁目3番56号。敷地面積は約14,800m2