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イオン双葉店、25年春開業 福島県双葉町の復興を支援

イオン東北は、福島県の双葉町と「双葉町における商業環境整備に関する覚書」を締結し、2025年春に「(仮称)イオン双葉店」を開業する。

覚書の目的は、東日本大震災で被災した、双葉町の住民の帰還を促進するため、サービス向上の一環とした商業環境整備等に関して相互協力するもの。(仮称)イオン双葉店の開業はその一環となる。

双葉町は、福島県浜通り地方のほぼ中央、中部双葉郡の北東部に位置し、東に太平洋、西に阿武隈山脈を臨む、海と山に抱かれた豊かな自然を誇る町。2011年3月に発生した東日本大震災により甚大な被害を受け、現在も町の復興に取り組んでいる。

店舗は、町に戻り生活を再開した人達や帰還を願いながらも町を離れて生活を続ける人達が、双葉町で震災前の生活を取り戻すことを願い、日々の暮らしに必要な食料品や日用品、家庭用医薬品を取りそろえる。

店内にはイートインも設置し、地域の憩いの場として、帰還した人や復興に携わる人など、買物だけでなく双葉町に集う人達が楽しめる店舗を目指すとしている。

所在地は、福島県双葉郡双葉町大字長塚字町西39-4(双葉町役場前)。敷地面積は約770m2、建物面積は約300m2