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大阪駅前の大規模開発「グラングリーン大阪」9月6日まちびらき

うめきた公園(サウスパーク)

三菱地所を代表企業とするグラングリーン大阪開発事業者JV9社(以下、事業者JV)は、JR大阪駅前で開発を進めるうめきた2期地区開発事業「グラングリーン大阪」の先行まちびらき日を9月6日に決定した。また大阪市議会決定を経て、事業者JVの組成する「一般社団法人うめきたMMO」がうめきた公園指定管理者として指定された。

同プロジェクトは、オフィス、ホテル、中核機能施設、商業施設、都市公園、住宅を有する複合開発事業。先行まちびらき時には、うめきた公園の一部(サウスパークの全面・ノースパークの一部)、北街区のホテル「キャノピーbyヒルトン大阪梅田」、商業施設、中核機能施設「JAM BASE」がオープンする。

グラングリーン大阪 全景
先行まちびらき範囲
主な動線計画

このうちうめきた公園の広さは約45,000m2。うめきたMMOは9月6日から「うめきた公園」の指定管理を開始する。先行まちびらき時の範囲は約35,000m2

パークマネジメントとエリアマネジメントの一体的な取り組みとして、公園と民地での植栽管理水準の統一による良質な景観形成、周辺道路の管理運営・利活用の連動、イベント等によるまち全体の賑わい形成、まちの魅力と企業価値を共に成長させるMIDORIパートナー制度の運用等を推進する。

公園や民地の屋外空間を中心としたパブリックスペースを柔軟に活用することで、隣接するグランフロント大阪を含むうめきたエリア全体の価値向上を目指す。

JAM BASEは、交流等を通じたイノベーション創出を図る施設。会員制交流スペースであるサロンやセットアップオフィス、コワーキングスペースのほか、各種オープンスペースやイベントで利用できる空間を用意する。

南街区賃貸棟は2025年春頃、うめきた公園後行工区(ノースパークの一部)は2027年春頃に開業予定。また、エリア内において都市型ショッピングセンター「うめきたグリーンプレイス」が、2025年春に全面開業する。

グラングリーン大阪の模型('23年2月撮影)