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JR大阪駅前の”新しい街”「グラングリーン大阪」 24年9月に先行まちびらき
2023年9月25日 12:59
JR大阪駅前で進められている「グラングリーン大阪(GRAND GREEN OSAKA)」の先行まちびらきが'24年9月に決定した。
三菱地所を代表企業とするグラングリーン大阪開発事業者JV9社と、大阪府・大阪市・独立行政法人都市再生機構と連携して決定。また、同プロジェクトで開設される「うめきた公園」のロゴマークを決定した。
グラングリーン大阪
グラングリーン大阪は、JR大阪駅前に約45,000m2の都市公園を含む新たな街として誕生する。北街区賃貸棟、南街区賃貸棟、北街区分譲棟、南街区分譲棟、都市公園で構成される。賃貸棟は商業、ホテル、オフィス、イノベーション創出などを目的とした中核機能を有し、分譲棟は住宅となる。地区面積は約91,150m2。
先行まちびらきでは、'24年9月にうめきた公園(サウスパークの全面・ノースパークの一部)及び北街区賃貸棟が先行開業する。なお、南街区賃貸棟は'25年春頃、うめきた公園後行工区(ノースパークの一部)は、'27年春頃に開業予定。
うめきた公園
うめきた公園は、JR大阪駅前に誕生する約4.5haの公園。大規模ターミナル駅直結の都市公園としては世界最大級となる。
今回決定したうめきた公園のロゴマークでは、有機的なラインとシャープな文字を組み合わせ、UMEKITA PARKがもたらすみどりあふれる癒しと、イノベーションを起こす都心のパブリックスペースとしての機能を表現。2本のラインは、頭文字のUとPを本公園を象徴する多様な"みどり"色とし、南北をつなぐ「ひらめきの道」とランドスケープや大屋根施設に見られる「緩やかな起伏」をイメージしている。「多様な人々が集い"つながって"いく場として、多くの人に愛される公園でありたい」との願いを込めたという。
本公園では、サウスパークの「大屋根イベントスペース」や「芝生広場」等を中心に、四季折々の非日常体験を味わえる、シーズナルなイベントの誘致・開催を検討している。
事業者JVは、同公園での活動を通じて目指すまちの世界観を「あなたと、世界に、いいことが生まれ続ける場所へ」と定め、イベントで大切にしたい12の要素を決定。これに基づき、今後これら要素に合致した魅力的なコンテンツの企画・誘致を進めていくという。
同公園は市民・ワーカー・来街者の「well-being」に向けて、仕事おわりやショッピングの合間などに気軽に使用できる遊具等の貸出や、文化・芸術に触れ、新しい学びに出会える参加型プログラムの提供を計画している。
MIDORIパートナー制度
事業者JVはまちの魅力と企業価値を共に成長させる制度「MIDORIパートナー制度」(協賛制度)を創設。「サステナビリティ/SDGs」に配慮した計画や世界主要都市の駅前におけるパブリックスペースとして相応しい高質な維持管理、都市の国際競争力向上に資する各種プログラム・イベントの開催等の活動の持続可能な展開、並びに「みどりとイノベーションの融合拠点の形成」の実現に向け、参画企業を積極的に募集していくという。
パートナー企業の第一陣として、ロート製薬、サントリーレバレッジソリューション、西尾レントオールの参画が決定している。
