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自宅の宅配ボックスから「メルカリ」発送 パナソニックが今夏対応

パナソニック ハウジングソリューションズは、宅配ボックスを機能強化し、2024年夏から「メルカリ」の発送に対応する。自宅からEC・レンタル商品などを発送・返品が行なえる「SMARI(スマリ)サービス」に対応したパナソニック製宅配ボックスにおいて、今夏からメルカリの「らくらくメルカリ便」の発送サービスが利用可能になる。

同社では、2023年4月に三菱商事と協業し、「受取」だけでなく「発送」もできる宅配ボックス「e-COMBO LIGHT スマリ対応タイプ」を発売。約20社のECサービスでの発送が自宅から可能になった。この仕組みを拡張し、「メルカリ」にも対応。自宅玄関の前から「らくらくメルカリ便」の発送が可能になった。

近年の宅配物量は30年前と比較し、約4倍以上。その中でもEC市場は規模拡大の一途をたどっており、「返品発送」や、フリマアプリなどによるエンドユーザーからの「出品発送」も増加していることから、自宅の宅配ボックスからの発送に対応する。

メルカリの発送は、スマホのメルカリアプリの発送画面から、スマリ宅配ボックスで発送を選択。荷物を入れて、ボックスのQRコードを読み込み、パスコード設定をすれば、手続きが完了する。なお、らくらくメルカリ便の「ネコポス」は対象外となる。

また、SMARIの返送・返品サービスは、首都圏のみに限定されていたが、メルカリの発送は全国規模で対応予定。

「e-COMBO LIGHT」は、ミドルサイズ、ラージサイズの2サイズで展開し。価格は98,780円~120,780円。