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G-SHOCK、新型マッドマンに「チームランドクルーザー」コラボモデル

カシオ計算機は、「G-SHOCK」の新作として、ダカールラリーに参戦するトヨタ車体のチーム「チームランドクルーザー・トヨタオートボデー」とのコラボレーションモデル「GW-9500TLC」を2月9日に発売する。価格は62,700円。

「GW-9500TLC」は、G-SHOCKがオフィシャルパートナーとしてサポートしている、トヨタ車体のダカールラリー参戦チーム「チームランドクルーザー・トヨタオートボデー」とのコラボレーションモデル。ベースモデルには、2023年6月に発表され、12年ぶりに刷新された新型MUDMAN(マッドマン)「GW-9500」が採用されており、防塵・防泥構造や二層液晶、メタルパーツの採用が特徴。

ボディのカラーは、ダカールラリー参戦車両「ランドクルーザー300 GR SPORT」をイメージしたブラックを基調に、チームカラーのブルー、ホワイト、レッドをアクセントとして施した。メタルベゼルもブラックのIP処理で、全体がブラックでまとめられている。3時側のボタン部分や側面にレッドのラインをアクセントとして配している。

バンドは砂漠のステージをイメージしたサンドカラーで、走行後の轍をモチーフにしたデザインをブラックで全面にプリント。また、フロントボタンのガードパーツにも同色系としてブラウンのIP処理が施されている

レースで使用される証として、バンドや裏蓋には「TEAM LAND CRUISER」のロゴがあしらわれる。また、LEDバックライトの点灯時には液晶部分に「TLC」のシンボルマークが浮かび上がる仕様。

ケースやバンドなど主な樹脂パーツには、再生可能な有機資源が使われるバイオマスプラスチックを採用する。特別仕様のパッケージもリサイクル素材が使用される。

ベースとなった「マッドマン」は、ボタン部分に防塵・防泥構造を備えた「マッドレジスト構造」を採用するシリーズ。新型の「GW-9500」は、多パーツ構成のプロテクターや別体構造のフロントボタンを採用した質実剛健な外装デザイン。接着構造のカッティングガラスとカーボンコアガード構造で、より小型・薄型化を図るなど、堅牢性、操作性、装着性が追求されている。方位表示を重ねて表示する「デュプレックスLCD」が採用されているのも新型の特徴。

電子コンパスの方位表示を重ねて表示する「デュプレックスLCD」

耐衝撃構造、防塵・防泥構造で20気圧防水。ソーラー発電と、電波受信による時刻修正が可能。トリプルセンサーとして方位、気圧・高度、温度の計測が可能。日の出・日の入表示、高度と日付・時刻を記録するマニュアルメモリー、ワールドタイム、ストップウォッチ、タイマー、時刻アラーム、フルオートLEDバックライトの各機能を搭載する。

大きさは56.7×52.7×14.8mm、重さは81g。

GW-9500TLC、62,700円

なお、トヨタ車体のラリーチーム「チームランドクルーザー・トヨタオートボデー」は、1月19日で幕を閉じた「ダカールラリー2024」の市販車部門において、全ステージを走破し、ワン・ツーフィニッシュで市販車部門11連覇を達成している。