ドコモとスカパーJSAT、「Starlink Business」提供開始

スカパーJSATは、法人向けに「Starlink Business」サービスの提供を開始した。またNTTドコモ傘下のNTTコミュニケーションズ(NTT Com)も、同様の「Starlink Business」サービスの提供を開始している。

スカパーJSAT

米SpaceXが構築している低軌道衛星によるブロードバンドサービス「Starlink」を使用するサービス。スカパーJSATは、10月にStarlink Japanから再販事業者としての認定を受け、年内に法人向けに提供を開始すると案内していた。

法人向けの「Starlink Business」サービスは、通信速度が下り最大220Mbps、上り最大25Mbpsで提供。アンテナは、照準合わせが不要なFLAT HIGH PERFORMANCEタイプが提供される。

プランは、陸上固定プラン、陸上移設プラン、海上移動プランの3つを予定しており、それぞれでデータ容量別に3種類が用意される。アンテナと初期費用は合計で40万4,500円(税別)、プランの料金は月額47,000円～76万5,000円(プラン料金は免税)。

NTT Com

NTT Comは、NTTドコモがスターリンクの認定再販事業者として提供する「Starlink Business」サービスの販売を開始した。ドコモはスカパーJSATを通じてスターリンクの認定再販事業者になっており、10月に提供をアナウンス、年内に法人向けに提供すると案内していた。NTT Comはこれを取り扱い、法人に販売する形になる。

NTT Comが販売する「Starlink Business」サービスは、通信速度が下り40～220Mbps、上り8～25Mbpsで提供。アンテナは、照準合わせが不要なFLAT HIGH PERFORMANCEタイプが提供される。

プランは、陸上向け固定利用プラン、陸上向け移設可能プラン、海上向け海上プランの3つを予定。それぞれでデータ容量別に3種類(陸上向け固定利用プランは4種類)が用意される。料金は公開されておらず、問い合わせる形。