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PayPayのオフライン決済、上限を1回5万円に拡大

PayPayは18日、スマホがオフラインの状況下でも決済できる「オフライン支払いモード」の決済金額と決済回数の上限を拡大した。従来は5.000円/回、24時間以内に2回までで上限1万円となっていたが、5万円/回、24時間以内に5回で合計25万円まで拡大した。

「オフライン支払いモード」は、通信障害時や地下、多くの人が集まるイベント会場など、通信が不安定な状況でもPayPayを利用可能にするもの。

変更後の上限(12月18日〜)

決済金額50,000円/回
決済回数5回/過去24時間、10回/過去30日間

1回の上限は5,000円から5万円まで拡大。例えば、大型フェスの会場の物販などで、上限が低いため商品を購入できないといった事態を防げるようになる。また、決済回数の制限も大幅に緩和されている。

オフライン支払いモードは、一定の制限のもとオフライン(通信なし)で決済を実行可能にするもの。「ペイペイ!」の決済音は鳴らず、支払いが完了しても、決済完了画面は表示されない。次回オンラインになったときに、プッシュ通知や取引履歴に反映される。支払い方法は、ユーザー保有のPayPay残高もしくはあと払い(クレジット)。なお、保有している残高やあと払い(クレジット)の利用上限を超えての決済はできない。