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大井競馬場前に新劇場「シアターH」 キャパ747人

シアターHは、大井競馬場の第3駐車場跡地に、演劇・ミュージカルを中心とした新劇場「シアターH」を2024年6月に開業する。所在地は東京都品川区勝島1丁目6番29号。

定員数は747名で、1階は最大589席、2階は158席で構成。地上4階建て。建築面積は約1,900m2、延床面積は約3,800m2。開業後の予定公演詳細は随時発表予定としている。

演劇・ミュージカル・音楽などのライブエンターテイメントはコロナ禍以前の需要に近付きつつあるが、劇場・ホールなど施設不足の常態化がエンターテイメント業界全体の大きな問題となっているという。

こうした問題に取り組むべく、大井競馬場の所有者である東京都競馬の大井競馬場第3駐車場跡地の開発計画に基づき協議を重ねた結果、劇場新設の実現に至った。

シアターH代表は、2.5次元ミュージカルを数多く手掛ける株式会社マーベラスの創業者である中山晴喜氏が務める。

中山晴喜氏コメント
この度、東京都競馬株式会社様のエンターテイメントに対する深いご理解のもと、『シアターH』を開設いたします株式会社シアターH代表の中山晴喜でございます。
私の前職である株式会社マーベラスの会長・社長時代、創業して間もなくステージ事業に携わり、ミュージカル『テニスの王子様』、ミュージカル『薄桜鬼』、舞台『弱虫ペダル』など現在でも公演が続けられている2.5次元ミュージカルの草創期の数々の作品を手懸けてまいりました。現在、2.5次元ミュージカルがエンターテイメントビジネスの中で一定の存在感を示せたことは、大変喜ばしく感じております。
しかし、事業が発展していく過程で数々の課題や問題点も判明してきました。その一つが、ライブエンターテイメントビジネスの盛り上がりの中で、それを提供する場である劇場・ホールの慢性的な不足でありました。この根本的な問題を少しでも解決するべく取り組んだのが今回の『シアターH』であります。
実際の開業は来年6月となりますが、この劇場が新たなエンターテイメントの発信基地となり、名作と呼ばれる作品が数多く生み出されていくことを願っております。
皆様、どうぞご期待ください。