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新型「N-BOX」発売 ホンダコネクトを軽初搭載

ホンダは、新型「N-BOX(エヌボックス)」を10月6日に発売する。

3代目となる新型N-BOXは、自分や家族だけでなく、みんなの幸せのためにしたいことなど、使う人のさまざまな目的に応えることで、N-BOXに乗るすべての人にとって幸せな時間を提供できる存在となることを目指して開発された。

先代モデルの特長である、軽乗用車最大級の室内空間や高いアイポイントはそのままに見通しがよく運転しやすい視界を実現。ステアリングホイールの内側で視認するインホイールメーターを採用し、ダッシュボードをフラット化することで開放的な視界を確保。運転者が車幅や車両の動きを把握しやすくした。

窓ガラスを水平基調で連続させ、姿勢や視線の乱れを少なくするなど、乗り物酔いをしづらくする工夫を織り込み、左側フロントピラーの内側に設置していたサイドアンダーミラーをドアミラーに移設。フロントピラーをすっきりさせて左前方の視界を向上させている。

「N-BOX」のエクステリアは、シンプルな造形美を基本に、身の回りにある家電製品にも共通する「丸穴」デザインを採用。ヒトの瞳らしさを感じられる造形のヘッドランプを採用し、親しみやすさを表現している。

インテリアはグレージュを基調とした明るいカラーを採用し、ぬくもりのあるコルクのような質感のインパネトレーなどと合わせることで、自宅のリビングのような室内空間に仕上げている。

N-BOXの世界観の幅を広げる「ファッションスタイル」を新たに設定。オフホワイトのドアミラーやアウタードアハンドル、ボディーと同色のフルホイールキャップを採用するなど、より個性を表現するパッケージとしている。

「N-BOX CUSTOM」では、立体感のある緻密な造形のフロントグリルや、フロント全幅いっぱいに広がる横一文字ライト、ホンダ初となるダイレクトプロジェクション式フルLEDヘッドライトを採用。クリアレンズのフルLEDリアコンビネーションランプや、ロー&ワイドな見え方と空力性能を考慮した専用のエアロデザインを採用した。

インテリアは、ブラックを基調とし、大理石の質感を再現したインパネトレーを採用するなど、上質で精悍な室内空間に仕上げた。

圧倒的な存在感を表現したというパッケージ「コーディネートスタイル」も設定。ダーククロームメッキ加飾のフロントグリルやリアライセンスガーニッシュ、ブラックアルミホイールなどを採用。ボディーカラーには、モノトーンに加えルーフカラーをブラックにした2トーンを選択できる。

パワートレーンは、吸気バルブの制御にVTECを採用した自然吸気エンジンと、排気圧をきめ細かく調整できる電動ウェイストゲートを搭載したターボエンジンの2種類。駆動方式はFFと4WDが用意される。

軽初搭載のホンダコネクト

新世代コネクテッド技術を搭載した車載通信モジュール「Honda CONNECT(ホンダコネクト)」をホンダの軽自動車として初めて採用。対応ナビをディーラーオプションで用意した。スマートフォンでドアロック解除などができる「Hondaデジタルキー」に、パワースライドドアの操作を新たに追加した。

先進の安全運転支援システム「Honda SENSING(ホンダセンシング)」も標準装備。渋滞追従機能付アダプティブ・クルーズコントロールなどの従来機能の他、近距離衝突軽減ブレーキ、急アクセル抑制機能を新たに追加している。

ホンダの軽自動車として初めてマルチビューカメラシステム搭載車も設定。見通しの悪い交差点への進入や狭い道ですれ違う場合、後退駐車時の運転をサポートする。