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ホンダ、Googleビルトイン・GM共同開発のEV Acura「ZDX」

ホンダは、北米で2024年初頭に発売を予定している新型EV Acura「ZDX」、「ZDX Type S」を、米国カリフォルニア州のモントレー半島で開催されている「Monterey Car Week」で世界初公開した。

Acura(アキュラ)ブランド初のEVで、ゼネラルモーターズ(GM)の「Ultium(アルティウム)」バッテリーを搭載したGMとの共同開発モデル。昨年発表した、今後の電動化時代におけるAcuraデザインの方向性を示したデザインコンセプト「Acura Precision EV Concept」を具現化する最初のモデルとなる。

102kWhのバッテリーを搭載し、航続距離はEPA(米国環境保護庁)が定める基準で300マイル(約482km)以上を目指す。Type Sには最高出力約500馬力を生み出す高出力モーターを搭載するなど、AcuraのSUV史上最も速くパワフルな走行性能を提供する。

また、車載向けコネクテッドサービス「Google built-in」をAcuraとして初めて標準搭載。Google built-inは、停車中のYouTubeの視聴や、Microsoft Teams、Cisco Webex、Zoomなどを車内で利用可能。カーナビアプリ「Waze」も利用できる。

オーディオには、パワフルで没入感のあるオーディオ体験を提供する「Bang & Olufsen」のサウンドシステムを初採用する。