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エース、Z世代新ブランドや男のオタ活ビジネスバッグ 24年春夏モデル

Z世代をターゲットとしたEDGELINK

エースは、2024年春夏モデルを関係者向けに公開した。Z世代をメインターゲットとしたストリートファッションバッグブランド「EDGELINK(エッジリンク)」を立ち上げるほか、ビジネスからオタ活まで幅広く使える「バフェクト」などをラインアップする。

スケートボードをテーマにZ世代をターゲット

EDGELINKはスケートボードをテーマにしたバッグブランド。エースでは、既存のブランドの販路は百貨店をメインとし、ユーザーも百貨店を利用する年齢層が中心だった。8月には、ユーザー層拡大を図り、30~40代をターゲットとするライフスタイルブランド「UNTRACK」を展開。さらに若い層をターゲットとしたEDGELINKを展開することで、各ブランドを通じて10代から50代以上まで幅広いユーザーの獲得を狙う。

EDGELINKで展開予定のシリーズは「ACROLADE」「NOTEWORTHY」「TEMPCATION」「KANDYDATE」「HYPHENORM」。

ACROLADE(アクロレイド)からは、EDGELINKのフラッグシップモデルとなるバックパックを用意。スケーターに必要なツールをすべて収納できる仕様となっている。特に、スケートボードを持ち運ぶ際のホールド感にこだわった、独自開発のホルダーを装備。そのほか、ヘルメットホルダーやツール類収納用の多彩なポケットを備える。

ACROLADE

NOTEWORTHY(ノートワージー)は、スケーター集団の学生と共同開発したシリーズで、ACROLADE同様スケートボードホルダーを備えたバックパックや、サコッシュなどを展開する。開発にあたっては学生の意見を反映させており、特にサイジングにこだわっているという。

NOTEWORTHY

「TEMPCATION(テンプケーション)」はフラッグシップモデルのデザインを継承しつつ、シンプルなスペックを採用したストリートシリーズ。「KANDYDATE(キャンディデート)」は通学、部活、習い事など、学生生活を想定したサイジングのスクール用バックパックシリーズ。

TEMPCATION
KANDYDATE

「HYPHENORM(ハイフノーム)」は、ショッピング、習い事、レジャーやフェスなど、様々なシーンに対応するタウンカジュアルシリーズ。サコッシュ、ショルダー、メッセンジャー、トート、ボストンをラインアップする。

HYPHENORM

発売は'24年1月下旬から順次、価格は4,290円から24,200円を予定している。

ビジネスに使えてオタ活もサポートする「バフェクト」

ace.ブランドからは、高機能ビジネスバッグシリーズ「EVL」の最新作や、推し活・オタ活などの趣味を楽しむ男性に向けて開発した汎用性の高いバッグシリーズ「バフェクト」を展開する。

高機能シリーズ「EVL-4.0」は、2019年発売の「EVL-3.5」以来4年ぶりの新モデル。ビジネスのカタチは多様化しているものの、現在でもカタログや設計図を収納でき、持ち運びもしやすいというベーシックなビジネスバッグを好む傾向が50代以上のビジネスパーソンにはあり、かつ2024年には日本の人口の5割が50代以上になるということにも着目している。

EVL-4.0のブリーフタイプでは、重い荷物を持つ際に握りやすく、かつ重荷が分散するように、グリップの芯材の構造を改良している。リュックタイプでは、より多くのユーザーにフィットするよう、ショルダーハーネス形状を改良している。価格は43,900円から55,000円。発売は'24年2月下旬予定。

EVL-4.0 ブリーフ
EVL-4.0 3WAY(左)、リュック(右)

「バフェクト」は、推し活を楽しむ男性などターゲット層の服装や持ち物を調査し、PCだけではなく、アイテムの収納に使われるハードケースも入るサイズを採用した。そのほかポケットの仕様には、仕事でPCを持ち運ぶ時も、推し活で小物を持ち運ぶ時も使えるような工夫が施されている。ボディバッグ、かぶせショルダー、スクエアリュックをラインアップし、価格は19,800円から27,500円。発売は'24年2月上旬予定。

バフェクト ボディバッグ(左)、かぶせショルダー(右)
収納イメージ

UNTRACKからあずま袋をモチーフとした「アズマ」

8月に発売した新ブランド「UNTRACK(アントラック)」からも新作を、'24年2月下旬から発売する。

カジュアルスタイル「CITY/VT」から、「あずま袋」をデザインのベースとした「アズマ」、手持ちトートとしても使える2WAYナップザック「トートナップ」などが登場する。価格は16,500円から29,700円。

UNTRACK CITY/VTの新作 右上から時計回りに、アズマ、RAFヘルメットバッグ、トートナップ、デイパックL

そのほか、「CROSSBIKE/SP」から「サコッシュ」、「OUTDOOR/CE」から「デイパックS/M」、「PARK/TC」から「トート横L」および新色のカーキを発売する。価格は13,200円から38,500円。

UNTRACK PARK/TCの新色カーキ。右がトート横L

プロテカ20周年でグラデーションデザインのスーツケース

日本製トラベルバッグブランド「PROTECA(プロテカ)」が2024年に20周年を迎える。これを記念した限定デザインのスーツケースなどを発売する。

記念モデルの1つが、グラデーションプリントの「スタリア CXR 20th LTD」。プロテカの生産地である北海道の空からインスピレーションを得たという、「ミッドナイト」と「サンシャイン」の2種類のアートワークをラインアップする。そのほか記念モデルとして、「点と線模様製作所」とコラボしたスーツケースも登場する。価格は67,100円から97,900円。発売はスタリア CXR 20th LTDが'24年2月中旬、コラボモデルが同年3月中旬予定。

プロテカ スタリア CXR 20th LTD サンシャイン(左)、ミッドナイト(右)。手前4点以外は別モデル

そのほかレギュラーモデルとして、ラグジュアリーな雰囲気のデザインとしたハイエンドモデル「PRESTY」が登場する。コーナーやハンドルにリアルレザーやクロムメッキの金属パーツを施しており、機能性の面では初の双輪マジックストップ、内装に起毛素材を採用した上質な内装仕様などを採用している。価格は未定。発売は'24年2月下旬予定。

プロテカ PRESTY

ゼロハリやオロビアンコから多彩なビジネススタイル

ゼロハリバートンからは、カジュアルなビジネススタイルに合うデザインで、ビジネスに必要な機能を搭載した「ZEST2」を発売する。価格は25,300円から85,800円。発売は'24年2月下旬予定。

そのほか、リアルな商談や出張が増加し、フォーマルなスーツスタイルも復活傾向にあることから、スーツスタイルにマッチする「Cipher Quiet(サイファークワイエット)」シリーズを発売。また、ダブルリブデザインを継承するスーツケースの新作などが登場する。

ゼロハリバートン ZEST2

オロビアンコからは、定番のベーシックシリーズを刷新した「SOLO」を、全18型で展開する。価格は30,800円から62,700円。そのほか、オンオフ兼用シリーズの「Tattica」、イタリアンミリタリーテイストの「Pioniere」、モノグラム柄の「Orogram Attorezzo」や、スーツケース、トラベルアクセサリーを発売する。発売は'24年2月~4月。

オロビアンコ SOLO